人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a22) 2020/05/20(Wed) 0:41:50

ミアは、メモを貼った。
(a23) 2020/05/20(Wed) 0:50:52

【人】 軍医 ルーク

 ―― 
医務室にて
 ――

[ 名を呼ばれ、噤まれた言葉の先を追うことはしなかった。>>215
 何が言いたかったのだろうと、軽く首を傾げただけ。
 薬のことで他の医者を阿呆と呼んだところだったから、
 口が悪いとかそういうところだろうか? などと
 見当付けて置く。
 けれど、それを今このうさぎが口にするようにも思えなくて。
 考えても分からなかったし、
 分からないなりに、話が先に進んでしまう。]


  少しでも早く最初の襲撃の情報を、か。
  わたしも、そういうことだとは
  聞かされているけれど。


[ けれど、自分に与えられている情報は制限されている。
 此処に来る前の研究所で起きた“出来事”を思えば、
 当然のことだ。]
(235) 2020/05/20(Wed) 2:08:27

【人】 軍医 ルーク

[ さて、痣のことに気付かれてからは大変だった。
 検査があったから冷やせなかったというわけでもないし、
 問題がなければ放っておこうと思っていたというか――
 などと、反論する間もなく、
 医務室に響いた大声に、ただ不思議そうに首を傾ける。
 このうさぎも声を荒げることがあったのか……という、
 奇妙な感心だった。
 言っていることを三回ほど繰り返して考えた後、
 不思議そうに口を開く。
 “なぜ心配するのか”とは言わなかった。]


  わたしの勘違いじゃなければ、君、
  その言い方だと、
  わたしがいない方がいいとは思っていないように、
  聞こえてしまうのだけれど。


[ やっぱり聞き違いだよなあ、と眉を顰める。
 返答を聞いてようやく、
 自分が“心配”されているのだと理解した。
 その怒りが、自分を殴った相手に向いているということも。
 たっぷり五秒ほど押し黙り、]


   ええ…?


[ 思わず変な声が出た。]
(236) 2020/05/20(Wed) 2:11:57

【人】 軍医 ルーク

[ なんだこのうさぎ。
 部下の事だとか、ひとのことを気遣ってばかりだと
 思っていたら、
 まさかの相手にまでその対象が向いている。
 恐らく自分は今、驚きを感じているに違いない。]


  驚いた。


[ 礼を言うべきだったのだろうか、と気づいたのは、
 それから随分後になって、検査も終わり、
 タイミングをすっかり逃してからの事だった。]
(237) 2020/05/20(Wed) 2:14:24

【人】 軍医 ルーク

[ 検査を終えて頼みごとをして医務室を出ようというとき、
 応えそびれていた問いがあったことを、思い出す。
 言葉を返そうとしたところで、
 相手が絡まったぺんぎんを見かねて手を出して、
 返事をする機会を失ってしまっていたからだ。>>216]


  そういえば、さっきの話。
  君が忘れている記憶の事だけれど、
  それが最初の襲撃の情報、という意味なら、
  ……知りたいと思っていることは、あるよ。

  けれど、それは、君の記憶だ。
  最初の襲撃の話しだけじゃない、
  すべてをひっくるめて、ね。  
  ひとが何かを忘れることには、理由があるんだ。
  逆さにして振れば
  記憶が降って来るというわけじゃない。
  上の方は、相応の理由があると言うのだろうけれど、
  本人の心身を無視してまで、
  引きずり出そうとしてどうする。
(238) 2020/05/20(Wed) 2:15:52

【人】 軍医 ルーク

[ 例えば、耐えられないと思うほどの衝撃を受けたとき。
 痛みが身体を守るように、忘却が心を守ることがある。

 本人が望むよりも先んじて、無理に暴いてまで
 何かを知りたいかと言われれば、
 戦局をつかさどる上層部は、イエスと答えるのだろう。
 けれど自分はそうではなく、医者だ。
 患者に無理を強いる状況に異を唱えるのは当然のこと。

 その答えで、間違いはないはずなのだ。
 他の誰が患者の立場であったとしても、
 自分は同じことを主張する。

 けれど、いま目の前にいるのは“他の誰か”ではなくて、
 自身がこのような目に遭いながら、
 誰かのために身を投げ出すような、
 あろうことか、目の前の“葬儀屋”にまで
 心配の対象を広げてしまうような、
 とびきり莫迦のうさぎだ。

 『患者』ではなくて、このうさぎの記憶のことを、
 検査のことを考えたとき、
 ペンを握る指先に力が入った理由も、
 自分がそうしたことさえも、知らない。

 ――けれど、]
(239) 2020/05/20(Wed) 2:17:40

【人】 軍医 ルーク



   君に、そうしたいとも思えない。


[ ぱちり、と。
 医務室の明かりを落とし、外に出る。]
(240) 2020/05/20(Wed) 2:18:04

【人】 軍医 ルーク

   ―― 
外壁の外で
 ――

[ 外壁から遠ざかり、大穴の下へと歩く。
 元々はひとが住んでいた場所だが、
 度重なる機獣との戦闘でひどく荒れている。 
 それでも、道なりに視線を巡らせ、耳をすませば、
 植物の影にある小動物の姿だとか、虫の声が聞こえてくる。

 普段外壁の外まではあまり出ない自分は、
 彼の身に着けている武器が、護衛のためのものだとは
 最初気付かずに、
 外に出るなら装備は身につけるものか、と、
 疑問に思うことはなかったけれど。

 周囲に視線を向けながら、
 警戒を忘れずに歩いている様子を見れば、
 そういうことか――と、気づきもする。

 脚の痛みに歩みを止めたことを案じてくれているとは、
 やはり、気付けないままであったけれど。>>232]
(241) 2020/05/20(Wed) 2:19:48

【人】 軍医 ルーク

  楽しい…?
  ああ、確かに耳に新しい情報も、あったかもね。

  わたしも君と話すのは“楽しい”。
  前にも言ったかな、
  君を見ていると時折、こう、
  わざと苦いものを出したくなったりとかそういう。

  ほんとうに、君くらいだろうな。
  こうしてわたしと歩いて話をしていて、
  これといって嫌そうなそぶりも見せないのは。
  非番の夜中に物探しに引き摺り出されたのに。
  変わってる。


[ にい、と笑みの形を作って見せる。
 実際のところあれは、薬が嫌だったら無理をするな、
 という意味合いが殆どだけれど。
 飲んで涙目になっているところを見ると、
 擽られるものがあるというのも嘘ではなく云々。

 変わってる、という言葉は、
 考えたことをそのまま述べたものだった。
 その言葉を言ったときの声は、
 苦いものの話をしていたときのような、
 揶揄い交じりのものではない。
 構えたところも皮肉もない、ただ、肯定的なもの。]
(242) 2020/05/20(Wed) 2:21:26

【人】 軍医 ルーク

[ ランタンの明かりが示す先を見ながら、先導に従って歩く。
 道すがら、探し物の形状の予想は伝えた。
 このくらいの大きさの箱のようなもの――と、
 両手で大きさを示す。

 ぺんぎんもまた、二つの人影の間のあたりをてちてちと。
 うさぎが取り出した包みに気付けば、
 頭の上にぴこん! と明かりでもともすような顔をして、
 わあい、と飛び跳ねた。
 
 なんだろう、と思っていると、
 此方にも紫の包みが飛んでくる。
 放物線を描いてゆるやかに掌に収まったそれは]


  飴?


[ そうか、さっきぺんぎんにあげていた。
 確かぶどうの飴だったか。
 うさぎがそれを口に入れるのと一緒に、
 ぺんぎんもまた器用に羽で包みを解いて、
 大事そうに取り出した飴玉を口に放り込む。
 ほわああ、と幸せそうな顔をして、
 その場でぺたぺたと足踏みをするぺんぎん。]
(243) 2020/05/20(Wed) 2:23:13

【人】 軍医 ルーク

[ 少しの躊躇いの後、包みをあけて、口に入れてみる。
 ころり、と、硬い感触がした。
 苦いものを甘いと言って渡すような悪戯はしないだろう。
 だから、この飴は本当に甘いのだろう。
 “甘いもの”、というのだから。

 ――なんて答えたら正解なのだろう?
 あまい? ぶどうの味?
 戸惑いに眉を寄せて考え込みながら、
 先に飴を食べていたふたりの顔を見る。

 ぺんぎんは、それはもう幸せそうな様子で、
 ほわほわと甘味を楽しんでいるようだ。
 うさぎのへらりとした笑みが見えた。
 最初から三つ持って来たのだと、そう言って。]
(244) 2020/05/20(Wed) 2:24:36

【人】 軍医 ルーク

[ それを見ているうちに、自然と言葉が出た。]


   ……、
   悪くないね。


[ 顔を上げる。
 ああ、よかった――この答えなら、嘘じゃない。

 我知らず浮かべた表情は、
 混ぜ損ねた絵の具のようないつものそれでもなければ、
 時折このうさぎに向けるような、物騒なものでもなくて。

 夜目が効くその赤眼には、ふっと無防備に零れたような、
 柔らかで微かな微笑みが、見えたことだろう。]**
(245) 2020/05/20(Wed) 2:25:25
軍医 ルークは、メモを貼った。
(a24) 2020/05/20(Wed) 2:33:42

軍医 ルークは、メモを貼った。
(a25) 2020/05/20(Wed) 2:35:32

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


  
   
 [ ゆらゆら揺れてる雨音のよこで
  同じように揺れながらパピコる時間は
  きっとそう長いものでもなかったけれど

  うれしそうな顔がやっと見られたら
  なんだか満足したように
  ブランコはさらに ゆらゆらと 速度を増してゆく ]


    『 なんや見てたんか
           限定で驚かそうおもたのに 』


 [ そうするのが まるで当たり前のよう。
   いろんなことを分け合って 
   そっちが大きいだとかでケンカして

   それが無いパピコは神だという結論にいたって
   思い出せば色々あふれてくるのに ]
(246) 2020/05/20(Wed) 4:58:04

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



 [ いろんなことが きっとかわってく
        変わってく雨音と、


   たぶん なんも変わられへん 俺 と

     流れてく景色に 目を伏せて ]
(247) 2020/05/20(Wed) 4:58:34

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也

 

  『 そういやしずがカブ3ケタいうてたで
       聞いてみたらいいんちゃう?

       でもどうせ来るんやったら
       俺のとこでもええんやで(笑)』


 [ そーしゃるでぃすたんすは再び空いて
   
横断歩道は日常の象徴って言っただろ!

  ちなみに俺の島は先日更地にしたとこです
   これで良しと言わんばかりに……

  ほんの少しまだ揺れてる ブランコを背に
  互いの家へと 帰りましょうか

  お揃いの色のノートを 手に持ちながら *]
(248) 2020/05/20(Wed) 5:00:53

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也

― そして時は過ぎ



 [ 新学年、受験の年は息苦しいマスク姿で始まった。
  ちなみに俺のマスクは赤い星柄の五十鈴コレクション。

  おそろはいやや言うてたから配慮しましたとも。

  見慣れた顔ぶれも、そうでないのも
  前より空いた机の感覚がなんか慣れなくて
  掃除当番も若干手こずって
  委員会の仕事にはばっちり遅れてしまった ]
(249) 2020/05/20(Wed) 5:05:44

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 ごめんジュン おそなった 』


 [ カウンターにいるイケメン野郎に よっと手を挙げる。
   本を読む姿が実にさまになっておる……

  俺も本は嫌いじゃあないけど読むならラノベだし
  文豪の本とか勧められてもさっぱりなのだが
  やっぱりジュンは違う。
  受けるのも偏差値高い高校っぽいし。

  そんなイケメン幼馴染にカウンターは任せて
  俺は本の片づけでもしてこよう。

  それは雨音が来た少し後の事。 ]
(250) 2020/05/20(Wed) 5:06:24

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



   『 あ やべ 』


 [ 片づけていた本の山から
  一冊落として慌てて拾おうとした一角。
  あんまり人気のないコーナの棚に

   ……ノート?
  本じゃなくて?


 偶然とはあるもので、目に入ったものだから手にとった

 “ 交換日記 ”

  誰かの忘れ物だろうか。
  名前を確認しようと 失礼して開ければ 

  ほぼ新品のそれは 
  何かを待ってるみたいに 文字が躍っていた ]
  
(251) 2020/05/20(Wed) 5:07:33

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也





  『 …… 』

 
 
(252) 2020/05/20(Wed) 5:07:59

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 月一 って
    全然来んやないかーい 』


 [ ちょっと面白かったものだから
   手短に文章を書き加えておく。

   どうせ増えないだろうと見越して
   でも増えたら面白いな、だとか。


   交換日記って女子がやってるところしか見たことない。
   しずと付き合ってるときに提案されたものの
   あの時は照れが勝って断ったんだった。

   だから返事を書いたのはほんの出来心。
   ――垣間見えた非日常に
   ちょっとのっかっただけの **] 
(253) 2020/05/20(Wed) 5:21:19

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
 
── 回想:去年の秋 ──


[失くしたことに気が付いて
 珍しく青褪めながら
 歩いた道筋を遡っている時だった。

 掛けられた声に
 床ばかり見つめていた視線を上げると
 広い手のひらの上に
 探し求めていた推しの姿があった。>>148



   あっ、 アタシのです…!



[見つからなかったら泣くところだった。
 イリヤとお出かけした時に
 UFOキャッチャーのケースの中に見つけて
 めちゃくちゃ頑張って取った子なのだ。

 2等身にデフォルメされてて
 摘ままれたような格好でぶら下がっている
 とてもとても可愛らしい一品。]
 
(254) 2020/05/20(Wed) 8:40:52

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[愛しのキャラを
 そっと手の中に戻されて
 気持ちも表情も、ふわりと緩む。>>149



   ありがとうございます。 ……っ、



[お礼を述べる時に
 ようやく、キーホルダーから目を離し
 拾ってくださった救世主を確認したんだけど
 
 ────思わず息を飲んだ。

 数学を教わっている先生だ。
 うん。渡辺先生。
 そうに違いないんだけど
 ただ‥‥すごく優しい顔をしてたから。]
 
(255) 2020/05/20(Wed) 8:41:42

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[アタシの心が
 身構えていなくって
 柔らかくなってたせいもあるかもしれない。

 その後の先生の言葉も>>150
 気持ちいいくらいに真っ直ぐ刺さった。
 響いて、共鳴して
 くらくらして、ふつふつする。]



   そうなんです…っ!

   グラフィックも音楽も秀逸だけど
   ストーリーが半端なく良くて
   最後なんかもう、ぼろぼろ泣いてしまいました。



[一見、女子向けに見えるゲームだから
 同年代の男子なんか
 じゃらじゃら付けたこの子たちに
 馬鹿にしたような視線を送ってくるけども、

 そう、違うのだ!

 本当に本当に素晴らしい出来で。
 だからこそ、ここまで気持ちを掴んでくる。]
 
(256) 2020/05/20(Wed) 8:43:33

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[渡辺先生は
 ゲームのゲの字もしなさそうな風貌なのに、
 その良さに気づいてくれて
 のめり込んで
 徹夜までしてくれたっていう。>>150

 ものすごーーーーく親近感が湧いた。


 あんまり勉強が好きじゃなくて
 ゲームが最優先で
 なんとか宿題だけをこなしてるような状態だから
 先生っていうのは、遥か彼方
 遠いところに居る存在だったんだけど。


   (なんか…… なんだか……)


 その日を境に変わってしまった。

 イリヤと渡辺先生だけが
 ぴょんと高い壁を飛び越えて、こっち側に居る。
 そんな感じ。]
 
(257) 2020/05/20(Wed) 8:45:51

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[気になって
 視線が吸い寄せられるようになって
 見つめていたら
 どんどん気持ちも惹き寄せられた。

 落ち着いた声、
 綺麗に整った文字、
 アタシと一緒でそんなに顔には出ないけど
 ふっと優しくなる瞬間とか、
 お茶目なとこもあったりして。

 淡い気持ちが、
を変えるのは早かった。]
 
(258) 2020/05/20(Wed) 8:48:13

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[気づいてしまったら、あとは加速する一方で。

 別のゲームでちょっとだけ気に入っていた
 インテリヤクザのキャラが
 最推しへと昇り詰めたりもした。

 髪の色とか眼鏡が、先生と似てる。
 ただ、それだけなんだけど。

 そのキャラをリアルに描いてくれた
 絵師さまのイラストを
 コンビニでA3にカラー印刷してきて
 後生大事に、机の引き出しの中にしまっておいて。]



   
うぅ‥‥  すき‥‥‥‥




[たまに覗いては呻いたりしている。

 もちろん、拾ってもらったキーホルダーは>>148
 超がいっぱい付くほどの宝物になった。

 絶対に外れなさそうな
 強固なチェーンに取り替えて
 あれからも、ずっと鞄にぶら下がって
 アタシの密やかな
片想い
を見守ってくれている。]*
(259) 2020/05/20(Wed) 8:54:15

【人】 世界の中心 アーサー


[ 花弁を喰んだくちびるは、
  薔薇色を塗るには向かないようだ。
  ドレスも、 なにも。
  服だけでなく靴だって不自由だというから、
  拷問というのも強ち間違いではないのかも知れない。

   ──嗚呼、それこそ、 黄薔薇が良いか。

  白には紅が映えすぎる。]
 
(260) 2020/05/20(Wed) 11:21:29

【人】 世界の中心 アーサー


[ ぬるりとした陶器の白。
  冷め始めた水面は薄く張った膜が波打っていた。
  ──花弁は、乗っているだけに見える。
 
  口をつけると乳膜が付いてくるから、
  赤いばかりの舌が唇を這った。

  薄く、色味のないくちびるだ。
  これだって 滅多に彩られることないもの。]
 
(261) 2020/05/20(Wed) 11:22:22

【人】 世界の中心 アーサー



  ──ふふ。
  さすがの僕も“読み聞かせ”ははじめてだな。

 
(262) 2020/05/20(Wed) 11:22:47

【人】 世界の中心 アーサー


[ 手渡された薔薇の背表紙は、童話集であった。
  薔薇の話ばかりを詰めたものだと言うので、
  古書を持ち込んだ行商より買い求めたもの。
  実は、完全に“積み本”だ。

  ──話は、そう難しくないが、
    古書ならではの読みにくさがある。

  数頁をめくった後、ひとつで手を止めた。]
 
(263) 2020/05/20(Wed) 11:23:09

【人】 世界の中心 アーサー



       ──世界一うつくしい薔薇の話。

 
(264) 2020/05/20(Wed) 11:23:33