35 【身内】Evolvulusのみぎり【R18】
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[長く、長く続く、吐精の途。
蕩けた表情を晒して
妻が小さく、唇を動かした。
心の内側から醸し出される気と同じ色をした
殊更に、甘い甘い声音が
空気を震わせ
鼓膜を揺らして、我に届く。]
っ、…… シキ、
[閉じ込められていた想いが
ぶわぁ、と一気に花開いていくような
不意打ちの告白に
鳥肌を立ててしまうくらい、ゾクゾクした。]
[想う相手と繋がりながら
好意を告げてもらえる
幸福
に、
目元は柔らかく撓み
口端もゆるりと持ち上って、弧を描く。]
我も… 好きだ
[甘い吐息と共に
素直な気持ちがするり音になり
羽ばたいていく。]
[見下ろす愛おしい表情に、見つけた涙の痕。
覆い被さるようにして
頭を掻き抱くと
流れた道筋に沿って、唇と舌を這わせていく。
左耳の窪みに溜まった雫を
ちゅっ、と啜り切ったところで、]
先程は出さないように出来て、偉かったな
精は無論だが
涙も、汗の一滴まで
シキの全ては 我のものだ
決して離してやらぬから覚悟しておけ
[掌で髪を優しく撫で付けながら
囁き掛ける、重い執着。]
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