人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 ミア




    [ 手の甲を抓ってやった。
          "器用"なゆびさきで! ]


 
(245) 2020/05/23(Sat) 22:06:07

【人】 ミア



 [ きらい と 反射で言っていた。
  ……そのくせ、かおが、変わった様は見られていない。
  それよりも 隠す方に気が向いている。

       迷いつ、銀は 確かに、握らせて。 ]

 
(246) 2020/05/23(Sat) 22:08:13

【人】 ミア



 ( ……見送った、と思えば、
    だからそういう噂が立つんじゃ無いの、と。
    そう言わざるを得ないような結末で。

  小間使いでも姫でもないんだけどなあ。
  まったくほんとうのおひめさまには困ったものだ。
  やっぱりわかり合えない気がする。
    
  骨ばかりの枕を要求する主にだって、
  今度は頬を抓ってやった。
  言ったところで聞いたかは、多分、お察し。 )*

 
(247) 2020/05/23(Sat) 22:09:19

【人】 ミア




     [ 今、握っているのは、別の銀色だ。 ]


 
(248) 2020/05/23(Sat) 22:10:06

【人】 ミア



 [ "彼処"のおんなだ、と 言っている。
  硝子も、陶器も、何もかもが散乱した部屋で。

  床に引きずり下ろした誰かが、喚いている。 ]

 
(249) 2020/05/23(Sat) 22:10:43

【人】 ミア



 [ 苛立っていた。
  身体が熱いような、冷えているような、
  息が荒かったことだけは確かで。

  ─── 苦しめる趣味は無いのに。
  まったく信用の無い言い分を溢しつつ、 ]

 
(250) 2020/05/23(Sat) 22:12:02

【人】 ミア



 [ 怨嗟も、罵倒も、なにもかも、
  溝に塗れて浴びていたよな、その過去だけは、
  良かったかもしれない。

  犬だなんだと言われたところでどうでも良く、
  金持ちに擦り寄ってるなんとかだとかも、
  寧ろ 逆では とか、思えるだけの余裕はあった。


         ……あった のだけれど、
           荒れてる部屋の一因は、多分、
           自分の話 では なくって、 ]

 
(251) 2020/05/23(Sat) 22:12:27

【人】 ミア




      [ "彼処"の若造は 怪物だ と、 ]


 
(252) 2020/05/23(Sat) 22:12:52

【人】 ミア




          ──── 、



 
(253) 2020/05/23(Sat) 22:13:49

【人】 ミア




   [ ……其処からの記憶が どうにも、断続的で。 ]


 
(254) 2020/05/23(Sat) 22:16:04

【人】 ミア




        ─── ……、 痛っ


 [ 亡骸の上で、自分の腕を、
  折れるほどに握りしめていたのが、
  そのひ 記憶 の、 最後。 ]

 
(255) 2020/05/23(Sat) 22:16:37

【人】 ミア



 [ 何時になく"汚れて"戻ってきた"小間使い"は、
  何時かとおんなじよに、
  庭で潰れていたところを犬に引き摺られており、

  最初に拾い上げた執事が
  医師を呼んだ というのは、おんな自身も知らない話で。

  "何"を"視た"のか、
  数日、高熱で寝込んでいたというのは、
  朧気な ここ最近の、過去の話。 ]*


 
(256) 2020/05/23(Sat) 22:17:30




         ひと に 刺されたおんなは、
         みずほらしい少女のかたちをしていた。




 

【人】 ミア




     [ ─── 犬が、ちぃさく鳴いている。 ]


 
(259) 2020/05/23(Sat) 22:19:08

【人】 ミア



 [ ゆる と、瞼を持ち上げた。
  何処、と気付くまで数分、日付もよく分からない。
  窓から射す淡い光があれど、
  月の欠けたよな、夜であったのは確かだ。
  
  重たい身体を起こして、声の元を辿る。

  ……なんで、寝ていたのだったか、
  覚えてるような、覚えていないよな、
  窓の外だと分かれば、すこぅし爪先を引っかけつつも、
  音も無く庭へと降り立った。

     草の感触がくすぐったい。]

 
(261) 2020/05/23(Sat) 22:20:24

【人】 ミア



 [ 何時か噛んだ牙は、
  今度は甘く、部屋着の裾を引っ張るよで。

  
     ─── 多分、ずっと 寝てたんだけどな。


  掠れた声を落として、それでも、
  四つ足についていくから、……慣れたのだなあ、と思う。
  犬だけでは無くって、多分、自分自身も、で。 ]

 
(262) 2020/05/23(Sat) 22:20:55

【人】 ミア



  [ ひとつ、月の欠けた夜に、
   足元で 犬がちぃさく また、吠えた。

   獸と呼ぶには やはり、僅かに甘く。或る窓の前。 ]

 
(263) 2020/05/23(Sat) 22:21:47

【人】 ミア



  [ 冷たい風に 薔薇の香が乗せられるのを、
   鈍った鼻が微かに捉え、

      ……また、窓が少し開いている。 ]

 
(264) 2020/05/23(Sat) 22:22:42

【人】 ミア




      [ ─── 僅かに伸びた、茶の髪の奥から、
              姿を、見ていた。 ]

 
(265) 2020/05/23(Sat) 22:22:59


 『日本語で使われる「可愛い」って
  褒め言葉と違う場合がある

  パンダへの可愛いは英語でいう
  cute、lovelyと同じで褒め言葉
  ユージンもそれで使ったと思う

  だから、俺とユージンは
  パンダには同じ可愛いを感じてる
  俺はそう思ったから、納得してる』

 



 『で、違う場合っていうのは
  相手を自分より格下と思ってる
  相手を馬鹿にしてる侮ってる軽んじてる
  そう思ってるって意味で使う場合だな

  いってる側にそのつもりはなかったとしても
  いわれてる側にそう思われることはある
  でも、分かってて悪口で使うことの方が多い

  俺の話になるけど、故郷に帰れば未だに
  そういう使い方でいってくるヤツもいる

  こども扱いする意味での可愛いで
  実際、面倒見てもらってるこどもとはいえ
  いわれて…とても、悔しい言葉なんだ』

 



 『ユージンは俺の何を見てどう思って
  可愛いっていったのかが分からない

  俺からすると、いきなり知らない相手
  しかも、格上と思える相手から
  いきなり可愛いっていわれた状態で

  ぶっちゃけ、馬鹿にされたと思ったから
  いわれて嫌だってなった

  けど、ユージンと話してて…もしかして
  馬鹿にしてるとも違う可愛いか?
  そうだったらいいなって思って

  ユージンのいう可愛いを知りたくなった』

 


  先日のこと。
  “おひめさま”との 一件。
  
  大体の問題は、確かに解決していたのだけれど、
  ──石の狙いは正確だった。 
  男ではなく、“小間使い”を狙った、“指示どおり”の。
  部屋に転がり込んだ小石だって、
  “その辺で拾う”ような、そんなものじゃあない。

  別段、準備していたわけじゃあ無かったろう。
  おひめさまは衝動的だった。
  唯、“傭われの男”は ────……
 



      “所有物”を壊す感覚だ。そうだろ?

 



 『*ユージンは俺を見て
  どう可愛いと思ったんだ?*』

 


  僕には見えていた筈だ。
  彼女が怪我をする未来が、 あの時。

  ──先延ばしにして、したり顔だなんて
    出来損ないにも程がある。
 

 



   [ 中途で途切れた記述に、続きが記されてゆく。]



  わたしは、君の傍にいて、
  立ち向かわなければいけないものがあるなら、
  苦しみがあるなら、痛むなら、
  分けてほしいと、一緒に立ち向かわせてほしいと、
  そう願ってる。

  この手の届かないところで、苦しまないでほしい。
  遠くに行かないで。

 


  君が向けてくれる、笑顔だとか、
  怖がったり、驚いたり、怒ったり、
  そんなひとつひとつの表情が、
  止まってしまったはずの、わたしの胸の中にあって、
  いつの間にか、こんなにも、
  わたしのことを動かしていた。

  これに、なんていう名前を付けたらいいか、
  わたしには、わからないけれど。
  ううん、名前なんて、付けられない。