【人】 カウンセラー サダル─ 現軸:カウンセリングルーム ─ [ 交換日記も完了。 食堂に行って茶菓子の補充でもしようかな。 そんなことを考えていたはずだけど。 あいにく記憶は多少朧気だ。 突如響いた振動と轟音に呑み込まれたように。 ] ──── ッ [ 不自然に切り取られて。 続いての記憶は、崩れ落ちた本の中。 視界の端では本棚が、 本来とは別の角度で鎮座している。 あれを食らっていたら命はないだろうから、 幸い直撃は免れたようだけど。 …… 知ってる? 専門書って、鈍器のようにぶ厚いんだ。 ちなみに僕は今、身をもって知ったよ。 ] (192) 2022/07/11(Mon) 19:24:03 |
【人】 カウンセラー サダル…… 全部データ化しておけばよかった。 [ コブができている頭部をさすりながらぼやく。 といっても電源が落ちてしまったら、 データが入った端末は綺麗な板切れだしね。 何事も善し悪しだ。 どうやら飛んで来た蔵書を頭にぶつけて 気絶していたらしく、 コール音は聞き逃していた。>>163 どのくらい気を失っていただろうか? 時刻を確認する前に、 扉が開く気配に意識を移す。>>162 僕の怠惰がルヴァの口から密告される前だと いいんだけど ……。>>170 ] (193) 2022/07/11(Mon) 19:24:56 |
【人】 カウンセラー サダル[ 現れた二人。 ルヴァはともかく、もう一人の姿には、 珍しいねと、思わす洩らす。 彼は僕の存在を覚えているかも 怪しいくらいだから。 先ほどのアマノに加えて、 非日常が続くものだと。 ──── 非日常。 そう、これは普通ではない。 ] (194) 2022/07/11(Mon) 19:25:09 |
【人】 カウンセラー サダルどうしたのラサルハグ。 お悩み相談? 解雇通告? それとも ─── 異常事態かな。 [ 乱れた部屋の隅では、 チャンドラに送るはずだった報告書。 問題なし、の記述が。>>123 本に潰され折れ曲がっていた。 ] (195) 2022/07/11(Mon) 19:25:35 |
【人】 カウンセラー サダル[ 事態を簡単にでも説明されたら。 カウンセリングルームの被害は、僕のたん瘤。 そして部屋を片付けなければいけない 億劫くらいであること。 手早く説明した後は、 有事の状況で僕にできることは殆どない。 そのまま彼らの指示に従うだろう。 ]** (196) 2022/07/11(Mon) 19:27:55 |
【人】 カウンセラー サダル─ (回想)カウンセリングルーム:バーナード─ 脳を持った人間さえいれば、 僕の仕事は問題なく回るよ。 いらない、というよりは。 そうだね。 確かに僕は友人作りが不得手かな。 [ 具体的な理由が語られたかは、 話の運び次第で。>>128 友達はその場で調達できるか問題について。 もしそちらの方向に逸れたなら、 おそらくできる人間もいると答えた。 有効な手法やタイプなどの話は、 結局は語られなかっただろうから割愛して。 ] (206) 2022/07/11(Mon) 20:01:01 |
【人】 カウンセラー サダルそうなんだ。 うん。それは、良いことだね。 [ 自分の生命より優先したい人物。 迷いない答えに、僕は破顔で返す。>>164 勿論自分を優先するは生命として自然なこと。 ただそれより上位の存在がいるのは、 深く心を交わしているという事で。 例えその相手が、恋人でもぺんぺん草でも。 勿論それはもしもで収まっているうちの話で。 実際に命の天秤にかける時が来れば、 良いことでも何でもないんだけど。 ] (207) 2022/07/11(Mon) 20:01:03 |