ミアは、メモを貼った。 (a8) 2020/05/21(Thu) 23:51:47 |
【人】 ミア怪我とか 私は、別に 良いけど、 [ 窓の外の、遠ざかる声と、 室内に慌ただしく入り込む足音とで、 幾分か落ち着いた ─── 否、抑えられた腕を、力任せに引き抜いた。 ……きぞくさま同士の"お話し"なら、 別に何か することもないだろう。 ] (184) 2020/05/23(Sat) 11:16:11 |
【人】 ミア[ 見下ろす碧は、何にも覆われていないのに、 重たくなっていた気がして。 ……確かに、暇で、退屈だけれど、 こんなこと起きなくたって良いじゃないか、とか。 軽い天罰でも喰らったような気分でいる。 後始末も、発つ準備も、屋敷の外まで従うのも、 結局その場所に 何とも知らない奴は居ないから、 "祈ってしまった"よな、思考の行き先も無く。 ] (185) 2020/05/23(Sat) 11:17:24 |
【人】 ミア[ 窓際に向かわせたのは、まで、考えて、 ……考えたのに、責任の所在はどうあれ、 謝罪ひとつも口に出せない から、 ] ……倒れないように支えてもらわないと。 体力無いんだし、それに、どうせ、 出て行ったら女に囲まれるんだし、疲れるだろうし、 …………、私が 正面から、行けるとこでもないし (186) 2020/05/23(Sat) 11:18:18 |
【人】 ミア[ 想起する 黒の代わりに、赤でもあれば良かったか。 指先から文字を滲ませた方が、見えたかもしれない。 ……そう思う程度には"何時も通り"であれど、 重たく、掌を見詰めていた碧は、そのまま傾いて、 無言で、肩に頭を乗せている。 ─── 疲れていた。気分が。 足音が遠ざかることに安堵してもいて。 あれだけ外に出ろと言っておきながら、 結局其れは、自分が居る前提だから。 ] (188) 2020/05/23(Sat) 11:21:45 |
【人】 ミア[ きらい と 反射で言っていた。 ……そのくせ、かおが、変わった様は見られていない。 それよりも 隠す方に気が向いている。 迷いつ、銀は 確かに、握らせて。 ] (246) 2020/05/23(Sat) 22:08:13 |
【人】 ミア( ……見送った、と思えば、 だからそういう噂が立つんじゃ無いの、と。 そう言わざるを得ないような結末で。 小間使いでも姫でもないんだけどなあ。 まったくほんとうのおひめさまには困ったものだ。 やっぱりわかり合えない気がする。 骨ばかりの枕を要求する主にだって、 今度は頬を抓ってやった。 言ったところで聞いたかは、多分、お察し。 )* (247) 2020/05/23(Sat) 22:09:19 |
【人】 ミア[ "彼処"のおんなだ、と 言っている。 硝子も、陶器も、何もかもが散乱した部屋で。 床に引きずり下ろした誰かが、喚いている。 ] (249) 2020/05/23(Sat) 22:10:43 |
【人】 ミア[ 苛立っていた。 身体が熱いような、冷えているような、 息が荒かったことだけは確かで。 ─── 苦しめる趣味は無いのに。 まったく信用の無い言い分を溢しつつ、 ] (250) 2020/05/23(Sat) 22:12:02 |
【人】 ミア[ 怨嗟も、罵倒も、なにもかも、 溝に塗れて浴びていたよな、その過去だけは、 良かったかもしれない。 犬だなんだと言われたところでどうでも良く、 金持ちに擦り寄ってるなんとかだとかも、 寧ろ 逆では とか、思えるだけの余裕はあった。 ……あった のだけれど、 荒れてる部屋の一因は、多分、 自分の話 では なくって、 ] (251) 2020/05/23(Sat) 22:12:27 |