人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─ 一方その頃 コンペ会場・観衆達周辺 ─



[観衆達の中でごくごく小さく響いた一節が>>30
周りの方々の小さな拍手に顔を火照らせ>>31


私がお嬢さんに冷たく指摘し>>14>>15
空色のドレスのお嬢さんが涙を流し>>16>>17>>32>>33
その後奏でた曲が多くの人々に届いた
ちょうどその時。>>21>>22]
(41) 2020/09/21(Mon) 10:39:36

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[うんうんと頷きながら最前列のすぐ前で
会場や観衆を見渡しながら歩く一人の女性が居りました。
黒のパンツスーツに黒の靴、
茶色い髪をポニーテールに結い上げて。


左腕には黄色の中央に細い銀の線が入った
エナメル製の腕章を付けた状態で。
黄色上部には黒の太文字で『コンペ裏方』と
書かれておりました。]
(42) 2020/09/21(Mon) 10:39:47

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[演奏が終わり、次の合唱>>23まで時間が掛かると分かれば]


 『ただいま、コンペ参加者の
  飛び入り枠を募集しております。
  飛び入りで参加をご希望の方は
  コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』



[毎年コンペでは演奏と演奏の合間にある準備時間に
受付役の裏方が最前列前と最後尾列の後ろで
飛び入り募集の声を掛けながらゆっくりと周囲を歩き
観衆達の方を向いて呼び掛けているのです。>>2

そして演奏が始まりそうになると
声はピタッと止まり、再び演奏と演奏の合間に
呼びかけることをずっと繰り返しているのです。]
(43) 2020/09/21(Mon) 10:41:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[しばらくすると一人が手を挙げ『俺、参加します!』と
声をあげました。観衆達も「おー!」「頑張れよ」と
温かな声援を彼に送ります。]


 『かしこまりました。
  それでは、こちらの通行証を持って
  後ろで手を挙げている裏方の後に続いてください。

  その後、楽屋裏の受付で
  お名前と挑戦する分野を申告ののち
  番号札を受け取れば受付は完了です。』



[事前に登録を済ませたものの通行証とは違い
深緑の地に銀糸で縫われた縦線が入ったものを手渡され、>>12
彼は後ろにいた裏方の後ろについてその場を後にしました。]
(44) 2020/09/21(Mon) 10:42:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『ただいま、コンペ参加者の
  飛び入り枠を募集しております。
  飛び入りで参加をご希望の方は
  コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』



[裏方の彼女は別の裏方の元へ行く姿を一瞥したのち、
再び観衆達へと声を掛けていきました。]
(45) 2020/09/21(Mon) 10:43:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─さらにその頃 コンペ会場・審査員席─



 『審査員の皆様にご報告いたします!』


[黄色の中央に細い銀のラインが入った
エナメル製の太い腕章を付けた青年が
敬礼しながら横から私達に呼びかけてきます。
腕章の上部には黒い太文字で
「コンペ裏方」と書かれておりました。]


 『翌日出場予定の参加者1名が
  急遽本日の出場を要請しました!』


[このように、2日目の出場者が
何らかの事情で1日目に出場変更したり
1日目の出場者が同じく2日目に出場変更したり、
場合によっては突然の出場辞退もよくある話。]
(46) 2020/09/21(Mon) 10:43:26

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『分かった、
  2日目に出場変更要請があった者と
  日時を入れ替える。』


  承知いたしました。


[宮廷楽長の決定に頷き、名簿の部分に
テープで修正箇所を貼って対処しながら
毎年コンペの進行を進めて参ります。

情報が混ざってしまえば厳正な審査が行えませんからね。]
(47) 2020/09/21(Mon) 10:44:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『設営準備が整いました!』


[その言葉を皮切りに、向こう側の通訳が訳すと
彼らは嬉しそうに舞台へ登り
次々と後ろから足台へ上がって行きました。

3段もある足台に等間隔で並ぶ男女44人。]



      (……圧巻ね)




[さらに様々な民族楽器……竹のような笛や
打楽器を中心とした楽器、
土笛を持ち寄った10名が
舞台に上がらず前面に立つと……



     激しいドラムのような太鼓の音に
     土笛の深く響くような音色、
     竹笛の高く天に届きそうな音色へ]
(48) 2020/09/21(Mon) 10:45:49

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[女性二人がマイクを握り、
高らかに歌い挙げた次の瞬間。



     残りの全員が色鮮やかな衣装を翻し
     南方伝統の素早いリズムの足さばきに
     伸びやかな腕の動きが加わった
     ダンスを踊りながら笑顔で歌い始めたのです。]



  (これ……ニキ・ニライ……
  『火山に恵み生かされる命』




[一度聞いたことがありました。]
(49) 2020/09/21(Mon) 10:47:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[火山灰の下には一体
どれほどの命が埋まっているんだろう


火山灰の下には一体何度同じように
命が埋まった火山灰が眠るんだろう


噴火は命を奪い 
悲しみをもたらすけれど
この土地を憎いと感じたことはない


いつか我らも地に還り 
火山灰に混じるだけ]
(50) 2020/09/21(Mon) 10:49:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[火山は命を殺すけど 
同時に命を生かすもの


大地の上に命があって 
大地の下に命の跡が


我らは決して忘れない
我らは火山に 
命の元に生かされた



目まぐるしく変わる日々の中でも



変わらずにいた火山の摂理を]
(51) 2020/09/21(Mon) 10:50:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ウルスラ共和国は火山地帯にある国で、
火山の8割は活火山なため
温泉や硫黄などの資源に恵まれる傍


突如起こった噴火による
火山灰や溶岩や熱などによる死者。
飢饉の問題等に晒されてきた歴史のある国でした。
豊かで過酷な国に生きる彼らの民謡は


彼らの言葉を知らぬはずの民衆達が
涙を流しながら手拍子を打って
彼らの歌とダンスに合わせながら
体を揺らし、共にリズムへ乗っていたのでありました.
その目に涙を光らせながら。]**
(52) 2020/09/21(Mon) 10:51:21
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a10) 2020/09/21(Mon) 11:02:20

2020/09/21(Mon) 11:11:04

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
エリクソン様もエヴィ様も
メルーシュ様も素敵すぎですわ〜〜〜!

エヴィ様の過去泣いてしまいますの……
お幸せになって……
いや私達がお幸せにすればよろしいのね!(?)
(-16) 2020/09/21(Mon) 11:18:54

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>33
高尚……高、尚……?(首こて)
(-17) 2020/09/21(Mon) 11:22:04

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ まるで我がことのように息を詰めて、
  見ていた舞台が、次の準備にかかろうと
  する様子が見えて、ふぅぅぅ、と
  お腹の底から大きな息を吐けば、
  ようやく身体の力は抜けました。  ]


    (すごい…これがこの国の、音楽祭…)


[ じりじりと胸の奥に炎が灯るような。
  久しく感じたことのない熱が腑から次々と
  手を伸ばすような渇望を呼んで。

  額にじんわり浮かんだ汗を、掌で
  そっと拭った時。

  …それはごく近くから発せられては
  私の耳に届く、声>>43
 
(53) 2020/09/21(Mon) 11:33:26

【人】 教会住みの娘 エヴィ



   
( 飛び入り枠… )



[ ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえて、
  それが自分のものだと気付けば、
  堪らず噛み締める奥歯の音も重なって。

  けれど自分の手を、上げる、数十センチは
  とてつもなく、遠く、重く
   
  ]



    
『お姉さん、歌えば?さっきとっても上手だったし!』




[ 私のその震える手を突然ぎゅっと握って、
  小さな男の子がにこにこと、
  私に話しかけてくれていることに気づいて。
  いつもとは違う衝撃で私の身体が跳ねました。 ]
 
(54) 2020/09/21(Mon) 11:35:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    あ、あの、あ…え…


[ 周りの方々も次々と、その純な男の子に
  同調する様に、そうだよ歌いなよ、と
  にこにこと私に向けて手を振っていて。

  中には、『おーい!ここの彼女が歌いますー!』
  なんて手をあげる、程良くお酒が入った様子の
  おじさんまでいて。
(酔っ払い!)



  …その様子は、茶色い髪を結い上げた、
  『コンペ裏方』の腕章を付けた方の目に
  止まったのでしょうか。

  もし、目が合ったのなら、
  からからに乾いた口で、
  震える喉で、跳ねる心で、

  
ほんの一時、夢を見ることを
  願っても良いでしょうか
   
 ]*
 
(55) 2020/09/21(Mon) 11:38:54

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
私の発言回数は灰に1回は埋まっているかと思いますわ()


そして裏話。
>>12
飛び入り枠の方の通行証を
エリクソンさんが記述なされた藍色の地に銀の縦縫いではなく
深緑の地に銀の縦縫いにしたのは

事前登録と飛び入り枠で色を分けた方が
実際混乱しにくいだろうと考えたこと。
藍+黄(黄色に銀の細線>>42)=深緑
裏方を通して出場資格を得たという意味では
分かりやすいかと思いましたが青緑でも良かったですね?


裏方は宮廷楽士養成所の生徒さんが
楽器やら設備に強いので駆り出されているとか考えましたが
エリクソンさんがくださった要素に
確定入れ過ぎてしまっているのでお蔵入りに。
(-18) 2020/09/21(Mon) 11:45:38

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
とか書いてたら!!エヴィさーーーーーん!
お待ちくださいまし一旦落ち着いて参ります!
(-19) 2020/09/21(Mon) 11:47:24

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 いつかの日 
  


[ お客様がいらっしゃるからと言われ、
  日頃より少し早い時間から教会内の
  お掃除をしておりますと、優雅な佇まいの
  美しいお嬢様が、お供の方を連れて
  おいでになりました。>>0:94

  熱心に祈りを捧げておられるお嬢様に
  お邪魔にならないよう注意しながら、
  水を替えるため花瓶を抱えて歩き出すと、
  お供の方が声を掛けてこられたので、
  思わずびくりと身体が跳ねて。

  花瓶を取り落とさなかったことに安堵し
  
(落として割っていたらどうなるかは
  想像に難くないので!)

  ゆるゆると視線を上げると、柔和な笑みを
  称えて挨拶をしてくださる男性と目が合いました。 ]
 
(56) 2020/09/21(Mon) 12:28:29

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ こちらも急いでいつものように笑顔を作って、
  そぉっと花瓶を元の台座に置いてから、
  丁寧に頭を下げました。  ]


    お祈りに来て下さりありがとうございます。
    ただいま、呼んでまいります。


[ 神父様に御用があると仰るその方に>>0:94
  にこりとそう告げて。

  あ、とまた思い出せば、慌てて
  トゥニカの袖を引っ張ります。

  …昨夜は、私の態度のせいでしょうが、
  神父様のご機嫌があまり良くありません
  でしたから、頂く
御指導
が少し
  厳しかったもので
  

  酷く腫れて傷になった腕が、そんなものとは
  縁の無いご様子のお嬢様や、そのお供の方の
  目に触れないように、と。

  顔には、痕は残っていなかったかしら、と
  思いながら、頭を下げて。
  神父様を呼びにその場を離れたでしょう。 ]*
 
(57) 2020/09/21(Mon) 12:33:06

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

>>46
拾ってくれた
有難い……
(-20) 2020/09/21(Mon) 14:16:21

【人】 花屋の主 メルーシュ

店先を華やかに彩ると>>24、メルーシュは花束を仕立てる用意をはじめた。

コンペの行われるこの期間は、特に花束を求める人が多く訪れる。
時折はかつて祖母がそうしていたように、会場となる宮廷付近まで花を売りにいくこともあるが、それもまた店の様子次第だろう。

店は少し宮廷からは離れているが、それでも風に乗って出演者たちの奏でる音楽が微かに届いてくる。
メルーシュは、その音楽にあわせて軽やかに歌う花や緑たちと言葉を交わしながら、小ぶりな花束を仕立てていた。

丈の長い仕事着は体の線が見えずらい。
女性というにはいささか体の丸みに欠け、男性というには華奢なため、女性男性どちらとも思われることがあるが、どちらかというと女性と思われることが多い。

またどこか人慣れしておらず、客に対しても言葉少なな態度のメルーシュは、人によっては不愉快に思うこともあるはずだが、幸いにして多くの人にとって、先代の跡を継いだ口下手でちょっと風変わりな女主人、という認識であるようだった。
(58) 2020/09/21(Mon) 16:08:08

【人】 花屋の主 メルーシュ

そこへ>>37

  失礼、メルーシュ嬢。
  花束を一つ、頂けますか?  

と、時折贈り物の花束を求めに来てくれる男性からこう声をかけられたとき、ぎこちないながらも親しみを込めた笑顔で迎えたメルーシュの姿は、もしかしたら「嬢」と呼ばれたことへの、はにかみに見えたかもしれない。

  ヨシュア様、承知しました。
  今日はどちらへ行かれるのですか?

彼が花を贈る相手はよくわかっていたので、けっして世間話ではなく、これから屋敷に戻るまでの時間によって、花束の仕立てをかえるためのものであった。

だが人によっては不躾な質問であることを、メルーシュは気づいていないようだった。
果たして彼はどのように思ったのだろうか。]*
(59) 2020/09/21(Mon) 16:10:10

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─ 一方その頃・コンペ会場 聴衆達周辺─



 『ただいま、コンペ参加者の
  飛び入り枠を募集しております。
  飛び入りで参加をご希望の方は
  コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』



[受付役の裏方である彼女は>>42
飛び入りの声掛けを>>45再開しますと]
(60) 2020/09/21(Mon) 19:26:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[『おーい!ここの彼女が歌いますー!』>>55


   その声が聞こえ、裏方はぴたりと足を止めると。
   くるりと方向を変え……その声の方向へ
   つかつかと足取り早く歩き────


聴衆の様子からすれば誰に「歌いなよ」と言っていたのか、
裏方の彼女からは明白だったようで>>55]
(61) 2020/09/21(Mon) 19:27:05

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[少女と思しき娘の真正面に>>55


ピタリと、その足を止めたのです。]
(62) 2020/09/21(Mon) 19:27:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[声の中心地は明らかにその娘であろうと
理解しつつも、こういった場合の決まりがあるため
まずは周囲の観衆達に>>55]


 『参加希望の方はどなた様でしょうか?』



[と、確認するかのように娘へ手を振りながら
歌いなよと口にした聴衆達を見渡しながら>>55
そう尋ねたのでありました。]
(63) 2020/09/21(Mon) 19:27:50

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[反応を確認し、確信が得られれば
呼び掛けをしていた裏方の彼女は
少女と思しき、やや小柄に見えた娘と>>27
視線を合わせるかのように屈むと]


 『飛び入り参加希望の方ですか?』



[そう目を合わせようと微笑んで、
お声を掛けたのでございました。>>55

娘がゴクリと唾を飲み込み、
奥歯の音を鳴らしたことも。>>54
手を上げるための数十センチの遠さと重さも
裏方の彼女は何一つ知らぬまま>>54]*
(64) 2020/09/21(Mon) 19:28:52

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―会場近くの宿にて―



[ 貸し切り可能の練習ホールがある宿を
 音楽祭開催のこの時期に取るには、
 半年以上前からの予約が必要らしい。

 エリクソンらが取った宿も例に漏れず、
 宿の1階から練習室がある地下へ伸びる階段前には、
 本番直前ぎりぎりまで練習をしていたい
 音楽祭の参加者達で溢れていた。

 6人組もその中の1組。

 六弦担当のエリクソン、
 同じく六弦でかつ下手担当のヨハン、
 コンセールカリヨン出身の四弦担当ディミトリエ、
 組打鑼鼓担当のニルソン、
 電子洋琴のノード、
 そして主歌唱担当かつフロントマンのダンテ。

 6人はめいめいに自分の楽器を荷車に括り付け、
 後ろ手にゴロゴロ…と押しながら
 さも重たそうにロビーを歩いている。 ]
(65) 2020/09/21(Mon) 19:30:54