人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 『人形屋』 サダル

 
「いらっしゃいませ。…?」
 
 
>>86店を訪れた彼に声をかけたのは店主。
しかしかけられた言葉にやはり僅かに首を傾げる。
知らずに迷い込んだのか。双子とは。
その隣にいる個体を見てすぐに理解はした。
 
 
「様々なものを置いてはいますが。
 買取も致します。販売も。
 けれどこの人形屋の最も売れ筋の商品は、
 あなたがお連れになったそれです。」
 
(97) 2021/12/08(Wed) 13:49:31

【人】 『人形屋』 サダル

 
少女は立ち上がる。
瓜二つの少女もまた近づいて鏡合わせのよう。
それが破られたのは。
店主の方が商品のマントを外し。
衣服を一枚一枚脱がし始めたから。
脱がす方も、脱がされる方も。顔色ひとつ変えはしない。
現れた肢体は白く滑らかで、少し痩せ型ではあるが出るとこは出て、細いところは細い。
衣服を剥がし。下着を剥がし。
その、白い白い肌の上には幾つかの小さな赤い痕と、同じく赤い何かで縛られたような痕。
それをそのままに。
 
(98) 2021/12/08(Wed) 13:49:51

【人】 『人形屋』 サダル

 
「触れてみても構いません。
 浄化前の為、前の方の痕がありますが。」
 
 
言いながら。
店主の少女は小瓶を手に、商品の少女の足元へと跪いた。**
 
(99) 2021/12/08(Wed) 13:50:04

【人】 『人形屋』 サダル

 
―『人形屋』 注文の品―
 
>>100お任せならば、引き取るときのお楽しみ。
男性型であることだけは確かだ。
それにしても。
 
 
創造主マスターの幼馴染だそうです。
 今はもうお亡くなりになられていますが。
 私も詳しいことは知りません。」
 
 
>>101自分のモチーフのことは創造主マスターから聞いたことがある。
商品弟妹たちを痛めつけながら、創造主マスターは破顔った。咲っていた。
あの姿を思い出すと。
 
(106) 2021/12/08(Wed) 15:16:28

【人】 『人形屋』 サダル

 
「では、お待ちしております。」
 
 
その変化は一瞬で。ほんの僅かで。
すぐに元に戻ると商品の出来上がり日時を伝え、見送るのだ。**
 
(107) 2021/12/08(Wed) 15:17:25

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
ピクッ。
>>117膨れ上がる魔力に反応したのは店主だ。
いつでも保護の魔法陣を展開できるように警戒する。
表情にも微かに警戒が宿る。
眉が釣り上がったが、それを故意に此方に向けているわけではないのなら作業を続けた。
必要な作業だ。
身を清め、状態を確認し、また新たな借り手や買い手に巡り会えるよう。
そうでなければ急に廃棄になりかねない。
その中で情報や材料を得ている。
わざわざ客人の前でやって見せたのは。
 
此処がそう言う店であると言う証と。
店主メイン提供個体売り物の差を見せつける為。
 
(122) 2021/12/08(Wed) 20:04:59

【人】 『人形屋』 サダル

 
「勿論、お客様がお望みなら。
 単なる肉体だけでしたらもっと安く買えます。
 頑張れば、子供のお小遣いでも買える値段です。
 ただ、そのレベルでは知識も精神もほぼありません。
 命ある肉塊、レベルかと。
 そのくらいの資金があるなら。
 既製品の新品でも大丈夫でしょう。
 男性型、女性型、両性型。
 ある程度なら体型も選べます。
 知識や精神は…複雑なものは望めません。」
 
 
この子のように。
そう言って、店主は商品を見た。
呼吸も整い、何食わぬ顔をして立っている、瓜二つの少女。
ただ、全裸にされても前を隠すことすらしない。
その常識すら、彼女にはない。
 
(123) 2021/12/08(Wed) 20:06:25

【人】 『人形屋』 サダル

 
「もっと人間らしくしたければ。
 それなりの材料か、資金が必要です。
 若しくは、こちらで選んでよければ
 創造主マスターの試作品、または遊び心の入った
 それなりのものならご用意できるでしょう。」
 
 
ホムンクルス。彼らは決して高くはない。
その肉体は特に。
より人間らしい心が宿れば。
複雑な精神性や感情が強くなれば。
 
 
もっと高い値がつくのだろう。
創造主マスターが望むのはそういうものなのだから。**
 
(124) 2021/12/08(Wed) 20:06:49

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
>>130魔力が膨れ上がっても敵意はない。
そう判断する。
それでも万が一。暴発などされたらたまらないと、最低限の警戒だけはしておくが。
 
 
「そういう事です。
 完全な人間にするにはまだ研究段階ですから。」
 
 
こうしてやり取りできるホムンクルスも、ある界隈にとっては希少なのだろう。
だが、マスター我らが主はそうは思っていないようだった。
その研究はまだ終わらない。終わりが見えない。
だからこそ作り続ける。飽きもせず。厭きる筈もなく。
 
(135) 2021/12/08(Wed) 21:48:12

【人】 『人形屋』 サダル

 
「了解いたしました。
 では、その様に都合をつけておきましょう。」
 
 
>>131やがて商談が纏まった。
仔細は別途聞くことにして。
それで構わないと頷き、書類を差し出す。
今の契約内容にサインをさせるものだ。
彼がサインをしたら。
そのように都合をつけておく、その予定。**
 
(136) 2021/12/08(Wed) 21:48:30

【人】 『人形屋』 サダル

 
―市場街 果物を抱えて―
 
店主の少女は基本的に店から離れることはない。
だから、外で見かけることのある少女と同じ顔の誰かは、商品か既に誰かの所有物かは別として、店主とは別の個体だった。
 
今は籠に様々な果物を入れて歩く個体が一体。
店主の少女より大人びた体格の個体だ。
 
賑やかな街並みの中。
ちらほら降る雪を見上げると。
手を伸ばして、手のひらについた結晶をぱくり。食べた。**
 
(144) 2021/12/08(Wed) 22:09:31

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
「私はサダルです。
 彼女たちもまたサダルですが、他の名前を、どうか。」
 
 
>>164サインを終え、契約を済ませた中で。
名を問われるとそう答えた。
手元にまた戻るなら、サダルでも仕方がない。
しかしそうならないよう。
別の個体名を、と。

どうしてそう考えたのか。
店主にはわからないけれど。**
 
(181) 2021/12/08(Wed) 23:52:43

【人】 『人形屋』 サダル

 
―市場街 果物を抱えて―>>144

果物の籠を持ち、雪に興味を惹かれ。
祭りの気配に浮ついていたからだろうか。
ドン、と誰かにぶつかってしまう。
>>190ぶつかったのは緑の髪の冒険者か。
それとも、彼は察しが良いようだから他の誰かで、ぶつかった時にりんごが彼の足元に転がったのか。
 
 
「す、すいません。」
 
 
ぶつかった相手に謝罪して。
転がったりんごに手を伸ばした。**
 
(205) 2021/12/09(Thu) 5:32:57
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a48) 2021/12/09(Thu) 5:35:06

【人】 『人形屋』 サダル

 
―市場街 果物を抱えて―

「…あ。」
 
 
>>216まさか支えられるとは。
ぶつかったのは此方なのだから(少なくとも、この個体はそう認識した)、そんなことをしなくても良いのにと思う。
ぱちり。ぱちり。
瞬いて彼をじっと見つめた。
 
(257) 2021/12/09(Thu) 13:51:50

【人】 『人形屋』 サダル

 
「大丈夫です。ありがとうございます。
 その。ご丁寧に。」
 
 
りんごを受け取って。カゴの中に戻して。
足元におちた林檎もおそらく大丈夫だろう。
籠に戻してはスカートの裾を摘んで、礼儀正しくカーテシーをしてみせる。
そして、彼の姿を記憶に探した。
見たことはあるかもしれない。
けれど、ごくごく薄い記憶。
少なくともこの街に住んではいない様だ。
 
(258) 2021/12/09(Thu) 13:52:06

【人】 『人形屋』 サダル

 
「旅の方。ですか?
 お祭り。楽しい。良いですね。
 それとも。ナニカ。買う。売る?」
 
 
この個体。あまり言語機能が発達してないようだ。
栄養は胸にいった
子供の使いくらいならできるが、話す言葉は細切れで。
その代わりにこりと笑ってみせる。
 
 
「買う人。ない時。
 裏街。人形屋。良いです。」
 
 
くいと相手の手を取り、軽く引く。
もし売り買いで困ったなら来ると良い、と言う軽い勧誘が伝わるかどうか。**
 
(259) 2021/12/09(Thu) 13:52:40

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
店主は常に店にいる。
離れる時は本当に稀で。
まるでそれは枷のようで。
けれど店主は気にしない。

店の品を管理して。
店の中を掃除して。
口遊む歌はDonna Donna
気に入りの茶葉でレモンティーを作り。
今日も歩き回るのは別個体弟妹ばかり。
今更それに不満もない。
そもそも不満を持ち合わせるほどの人間性があるかどうか。
 
(275) 2021/12/09(Thu) 14:56:27

【人】 『人形屋』 サダル

 
「"Stop complaining!"
 said the farmer
 "Who told you a calf to be?
 Why don't you have wings to fly with
 Like the swallow so proud and free?"」

 
 
レモンティーにぽちゃり。角砂糖ひとつ落ちた。*
 
(276) 2021/12/09(Thu) 14:58:40
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a61) 2021/12/09(Thu) 15:19:21

【人】 『人形屋』 サダル

 
―市場街 果物を抱えて―

「ナニモノ。何者。さだる?」
 
 
>>305名前を問われていると勘違い。
しかしピタリ、足を止め。
少し考える様に小首を傾げた。
 
(310) 2021/12/09(Thu) 17:27:56

【人】 『人形屋』 サダル

 
「サダル。みんなの名前。
 ホムンクルス。人形。使ったり壊したり。
 色々買う。色々売る。
 みんなさダル。店長だけ、特別。
 色んな形。色んなサダル。ホムンクルス。
 店長果物好き。」
 
 
行こう。と、再度彼の手を引いた。
彼が止めなければ店の前。
人形屋と看板がある建物の前まで。
ここ、と指で指し示す。*
 
(311) 2021/12/09(Thu) 17:28:10

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
レモンティーを口にしてのんびりしていると、帰宅と来客。
 
 
「いらっしゃいませ。
 …機械人形ガラクタとは、失礼な。」
 
 
ほんの僅かに眉が寄る。
似て非なるもの。非するが似ている物。
機械人形ガラクタこと自動人形オートマタと同一に見られる事は、店主か、それとも錬金術師マスターかのプライドに障るらしい。
違う、と小さく言いながら。
帰ってきた個体から加護を受け取った。
『お客様。うる?かう?』
と、連れてきた個体は呑気に問う。
小さくため息をついて、その個体の両手を背中で戒めた。
 
(317) 2021/12/09(Thu) 18:24:19

【人】 『人形屋』 サダル


「機械人形は機械人形。無機物です。
 我々はホムンクルス。つまり、人工の生命体です。
 私はマスター創造主の代わりに店主を勤めております。
 サダル・ミロンと申します。
 
 彼女に触れてみてください。
 体温を持ち、脈もあるでしょう。」
 
 
さ、と個体を指し示す。
個体は穏やかに微笑んでいた。*
 
(318) 2021/12/09(Thu) 18:25:02

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
伸びてきた手。
>>324それが、大きすぎず、むしろやや小ぶりの店長の胸に向かい…揉んだ。
顔色は変わらない。
しげしげとその手を見下ろしている。二人して。
それは怒る様なことではない。
そう、それは。
触る対象をはっきりと示さなかったのが悪い。
しかし。
 
(337) 2021/12/09(Thu) 19:47:05

【人】 『人形屋』 サダル

 
肉人形フレッシュゴーレムは単なる死体の寄せ集め。
 我々とは違う。作り方が違います。
 肉人形フレッシュゴーレムも命令があれば言葉を伝えることはあるでしょうが
 我々の様に、自発的に言葉を発したりしません。
 
 ですが…。」
 
 
眉を釣り上げつつ。
微かに語気が強いのは、確かに神経を逆撫でされたからだ。
個体は素知らぬ顔をしているが、店長は違う。
しかしふと。
抱いてしまった疑問に言い淀む。
 
(338) 2021/12/09(Thu) 19:47:40

【人】 『人形屋』 サダル

 
言い淀んで。しかし視線を元に戻す。
胸を揉んでくる手に手を重ねた。
 
 
「あなたは意地悪ですね?」

 
 
そしてしごく真面目な顔で断言した。*
 
(339) 2021/12/09(Thu) 19:49:08

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
>>342ちょっと揉みすぎではないだろうか。

そう思いはしたが一応は客人。
ガラクタとの差をと触れと言ったのは自分。
だから仕方がないが
揉みすぎでは。

 
彼が。自分の答えにどう思ったのかは分からない。
それを理解しようとするほど複雑には出来てない。
>>343それでも胸から手を外されて肩の力が抜けた気がする。
 
 
「我々の中には男性型もいますが。両性も。
 ご理解いただけたのなら幸いです。」
 
 
相手の笑顔に此方は常の表情となる。
感情の薄い、人形めいた横顔。
それが、彼女たちの常の顔でもあった。*
(361) 2021/12/09(Thu) 21:10:33

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
「確かに私は女性型です。
 それに…なんと言うか。基本形のはずですから。」
 
 
>>377自分のことを分かったと言われると不思議だ。
自分でもおそらく知らないことがあるのに。
それでも分かってきた、だから、未だわからないことの方が多いだろうけれど。
 
しかし。基本系のはずなのに、1番人間らしいのは自分なのかもしれないとも思う。
それ以上を求めながら、マスターはそれ以上を作らない。何故?
違うのか。そう問われても。
ざらりとした疑問符が思考の端に取り残された様な違和感。
 
(387) 2021/12/09(Thu) 22:06:07

【人】 『人形屋』 サダル

 
「わたし。…私は。」
 
 
サダル・ミロン。ここの店主で唯一サブネームを持つ個体。
彼らを管理し、店を経営する。
そんな私だが。彼らと同じはずである自分が。でも彼らとは違うはずで。
 
 
声音に微か、戸惑いが混じる。
なんだか言いようの無い不安に、グッと拳を握りしめた。*
 
(389) 2021/12/09(Thu) 22:06:25

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
>>407ゴーレムやオートマタと同じだと言われたなら、即座に否定するだろう。
けれど。そんな彼らと同じになりかねない部分があるとも、気付いてしまっている。
自分は自分ではなく。個としての存在ではなく。
サダル・ミロンという識別名は与えられていても。
サダルであることに変わりはなく。
にこやかな笑顔が微かな苛立ちを誘う。
ああ、これが。
客人であり。人間様、なのだろう。
 
 
「私は。わたし、は。」
 
 
ざわり。胸の奥で何か騒めく。
こんな事は記憶にもなくて。
私はすぐに答えを出せず。
 
(425) 2021/12/09(Thu) 22:58:50

【人】 『人形屋』 サダル

 
「違う。ちがう。私は…。」
 
 
>>411そんなこと考えたこともなかった。
どちらでもあり。どちらでもない。
サダルは皆の名前で。ミロンは与えられた名だ。

でもそれは私なのだろうか。
私は一体。誰、なの、だろう?*
 
(426) 2021/12/09(Thu) 22:59:43