人狼物語 三日月国

75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】


【墓】 いたかった ルヘナ

>>+12 ポルクス
「そうか、なら上がらせてもら、」

 言葉の途中でも引かれるままに、抵抗もせず
 あなたの腕の中に収まった。

 彼らから向けられていた執着も愛も知っていた。
 もちろん狂気だって理解はしていたけれど、
 そこから離れることはあまり想像できなくて。

 ……長くともにいたからこそ、
 彼の様子が違うことも分かってしまうから、
 そっと抱き締め返して背をとんとんと優しく叩いた。

「……いなくなったのか、カストルは」
(+13) uni 2021/05/31(Mon) 9:15:06