人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【墓】 客 タカノ

 そういう生活、結構気に入っているし、
 自分を不幸と思ったことはないんだ。

 バイクも変わらず大好きだし……
 ってそれは今日、伝わったかな

 ここまでの通り道も、そういやここで
 転がったな、とか思うくらい。

 でも、君のことを意識しはじめて
 少し、考えたんだ。


 ――俺は、俺はね

 好きな人が幸せなら別に隣にいるのは
 自分じゃなくてもいいってずっと思ってた

[ ペットボトルの蓋を空ける音。
 静寂の中では、大きく聞こえる気がする。
 ひとくち、冷えた水を流し込んで ]
(+127) 2023/03/10(Fri) 2:15:31