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人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【神】 巡査長 清和

>>G12 宵闇【2日目 ピアノ勝負時空】

「楽しみしてる」

にやりと不敵な笑みを返して見せた。
勝負が終われば、また他愛もないやりとりをしたりして時間が過ぎる。

上司や後輩を待たせるわけにもいかず、程々にして宵闇家を後にする。
宵闇の母にはまた名残惜しそうにされ、
母親というのはどこもこうなのだなと少しおかしくなった。

「それじゃあな、カケル。また明日。おばさんも、お元気で」

見送りに来たふたりに軽く手を振って、清和は風のように去っていく。

月明かりに照らされた金の髪が、夜闇の中で煌めく光を放っていた。
(G19) 2021/08/15(Sun) 20:16:49