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人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【神】 巡査部長 鬼走

>>G60 御山洗【3日目 夜河原】
「仕事でならそう言う事はある。背中を蹴飛ばして無理矢理にでも決めさせないと、優柔不断の奴には「いけ」と言うな」

だがここは職場じゃない。それに誰もが応えられるわけでもない。職場での発言も上の意図があっての物だが、伝わらない事も、伝わった上で非難される事も幾らでもあった。

「だがそれは結果、自分か他人を殺すかもしれないような選択だからだ。俺は好きな奴らに無闇に傷付いて欲しいとは思わない。お前の話を聞いて、お前が言う気が無いのに背を押すのは逆に苦しめる……と思うくらいには考えてはいるぞ」

袋にゴミを入れながら、帰る様子自体には肯定の様子を見せる。ただ貴方が話した内容にすべて納得したわけではないようで、少し見上げながら視線を向ける。

「ともかくじゃない。自分が悩んでる時に人の事まで考えなくていい。子供もそう言う所は変に聡いし、お前も子供の立場でそんな大人がいたら、無理しないで欲しいって思うだろ。純粋に好きだからこそだ。──それだけは覚えていてくれ」

そう告げて夜の河原を立ち去るだろう。
(G69) 2021/08/16(Mon) 15:52:55