人狼物語 三日月国

40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】


【人】 空閑 千秋


 
─露天風呂・混浴─
 
[どれだけの間、ぼんやりしていただろう。
 体は暖かで、けれど風がひんやりとしているから
 のぼせないで済む、そんな温度の中で
 また名前を呼ばれると>>0:188
 ぎくりと頬をこわばらせた。

 ……後で、そう言われたのはつい先ほどのこと。
 後回しにされ、そのまま反故される未来は
 容易に描くことができた。
 それも仕方がないと割り切って
 なんとか気持ちを落ち着けたところだったのに。]
 
 
   麗央、さん。
   ………どうも、先ほどぶりですね。
 
 
[背中を向けていたから、振り返りながらの返事。
 腰をひねる形になったが、
 彼に向き直るとスカート部分をそっと伸ばす。
 なんというか気まずかった。
 ……先ほど後回しにされたばかりで
 しかも今は、先ほどより余程薄着だったから。

 体のラインを隠すものがない事態に落ち着かず
 片腕は必死にお腹を隠す。]
(1) 2020/08/10(Mon) 0:43:52