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人狼物語 三日月国

260 【身内】Secret


【人】 従業員 ルミ

 

[ 「さて、どうでしょう」と彼の言葉にまた笑った。>>3
  釘を刺しているつもりは実際ない。
  そのつもりが少しでもあるのならば、きっと、
  彼は折衷案を出さず家に来てくれたはずだから。

  ねえ、そうだよね?
  わたしだけの、お兄さん王子様。 ]


  うん! 預かっておくね。
  保冷剤、送ってもらうなら返せば良かったね。
  ごめんね?


[ そう言いながらプリンの箱を受け取り、冷蔵庫へ仕舞う。
  保冷剤も一緒に冷やして、
  中身が見えないように扉を閉めた。

  一度だけ、同じ味を知りたいと思って飲んだ缶ビール。
  苦くて舌が痛くなるような大人の味。

  アイスを食べて笑った少年はもういないのに。 ]

 
(7) 鬼葉 2024/05/07(Tue) 12:50:12