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人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【人】 灯集め ラキ

>>2:60 ミン

「良い男になるには女の子を褒める技術は磨かなくちゃね。
 その点では俺の背中を見て育ってくれたとも言えるし、
 手強いライバルを作ってしまったとも言える……」

あの弟分は単純に礼儀として、であり、
自分みたく会う人皆に言ってのける性格ではないだろうが。

「夜は暗くなるし、良いものには違いないから、
 借りる位なら寧ろオススメするけどな。

 俺に免じてくれるっていうなら……買うのはもう少しだけ楽しみに待ってて。
 直ぐにでも親父を納得させる奴を出しちゃうからさ!」

そう言って繕った不敵な笑みからは、
その為の勉強こそ欠かさない、
という意志がありありと見て取れて。

「……あーあ、ランタン屋の弟子はやめるって言ったのに、これじゃやめるにやめられないな。
 仕方ない、帰ったら仲直りすることにしよう」

どうせ口実を見つけて絶交を取り消すのが常だけど。
今回は街で会ったお嬢さんへの見栄が決め手となった。
(9) 2022/03/24(Thu) 22:52:25