人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 泰然自若 シトゥラ

>>6 アルレシャ
舌打ち。増えた『水分』。手応え。
どの程度の傷を負わせたか、これまでの経験から弾き出す……浅かったなァ!

この程度じゃ止まらないと知っている。刀を下げた位置で構える。
空気中の水分による伝達能力は未だ健在だ。そしてこの能力はアルレシャに対して裏目に出やすい。
何かを握る構えを取った事を『認識する』。
この握り方は銃ではなく―――と、『認識してしまう』。

アルレシャが突っ込むと同時に水の壁が崩れ手元を視認してしまえば、疑惑の域を出なかった幻は確定する。

咄嗟に片腕を刀から離し、ナイフの軌道上に。
布を裂き、肉を裂く感覚。ひょっとしたら骨までいっているかもしれない。クソッタレめ。
けれど、

「此処は僕の間合いだ」


刀を握ったままの片腕でアルレシャの胴に、一閃。
アンタがナイフを握ったままなら、ざっくりやれるんじゃないかねェ!
(11) 2022/02/15(Tue) 23:40:15