人狼物語 三日月国

188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】


【人】 IX『隠者』 アリア


  (前略)

   このように、箱庭神話における『隠者』の存在は
  友の死によって壊れた「狂える薬師」として描かれる。
   時に毒を盛り、幻覚を見せ、薬によって狂乱を招き、
  混迷する箱庭に数々の不和を引き起こしたその凶行は、
  後に『女教皇』の手によって制裁されるまで続いた。
   直接手を下した数こそ多くはないとされるものの、
  その所業はあまりに多くの死の遠因となっており、
  『隠者』の存在が崩壊を加速させたことは明白である。

  (中略)

   『隠者』の証持ちもまた、箱庭の『隠者』と同様に
  薬師の才を持ち合わせることが多いと言われている。
  もっとも、箱庭の子の中でも忌避される向きの強い
  『隠者』の証持ちが、洋館に迎えられるまでの人生を
  無事生き延びることができていればの話なのだが……

        (K.Z.サンドスター著
         「教典から読み解く箱庭神話」より)
 
(14) 2022/12/10(Sat) 15:11:50