〜いままでのあらすじ〜

真実の口に手を噛み切られてしまったジョバンニ。>>1:123（ラ神のいぢわるその1）
クロエに「スライムを塗ると新しい手が生えてくるかもしれない」と聞き、早速スライムに頼んでネバネバを分けてもらった。
しかし、昨日ネバネバの効果を聞かれたところ、なんと効き目がなかったのだ。（ラ神のいぢわるその2）
次の黄昏時には効き目が現れるだろうと、（ラ神に囁かれた）かすかな予感を抱き、今ここに、ネバネバの効能を確かめるときがやってきたのである。
無事に手は元通りに生えてくるのだろうか。それとも、またしてもいぢわるなラ神に阻まれてしまうのか。
果たして、ジョバンニの手の運命はいかに。

……え、黄昏時はもう過ぎてしまったのではないか、だって？
そのあたりは適当なのである。