…………んなワケないっての。
[コールドスリープ措置が真っ先に決定したほどの負傷者であるゲイザーに、昨日の夕飯を食べさせてもらった訳がない
>>30。
ここで漸く、偽りの記憶から目が覚める。
自分は見事に夕飯を抜いてきた、という現実を突きつけられる。]
そうだ。スピカ。
今日こそブン殴ってこないと。
[あたかもティーン向けコミックのように本当に殴りに行こうと考えていた訳ではなかったが、勢いが比喩として口から零れる。
だが、それでも、今優先せざるを得ないことはある。]
……今度こそ、ちゃんと、ご飯。