人狼物語 三日月国

206 【身内RP】愛の形、恋の色


【人】 杓谷 薫

 
「…直ぐ上がりますから。」
 
 
>>34何かを言いかけたようだった。
>>35けれど、小首を傾げて誘いを受け入れる彼女を見て、思わず頬が緩む。
クイッとグラスを呷ると甘いアルコールが喉を灼く。
マスターに声をかければ、仕方ないわねと言ったふうに笑顔で解放してくれるはずだ。
今日は新人くんもいるし、それでいてお客様も少ない。
それでも、ある程度引き継ぎや片付けで待たせる事になっただろう。
奥に引き、戻ってきた私はパンツスタイルの私服に着替えて、彼女の元へ。
 
 
「お待たせしました。…どこに行きましょう?
 カフェでも良いですし、
 私の部屋も近いですよ。」
 
 
お客様を部屋に連れ込むとは、と言われるかもしれない。
けれど、職業柄ある程度アルコールは揃えてあるし、簡単な肴も作れる。
二次会に使われる事自体はよくある話なのだ。
けれど、深夜にやってるカフェで話すのも悪く無い。
彼女を連れて外に出ようとしながら、囁いた。
 
(37) 2023/04/11(Tue) 20:57:20