人狼物語 三日月国

141 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【花見】


【人】 九朗

[舞いが終わり、観衆の輪が少しほどけたその流れに流されるように。>>36
止まっていた九朗の足も再び歩き出す。

手に持っていた串団子は残り二本。
偶然、白く丸々子猫を抱えたご隠居とすれ違えば。
手ぶらで帰るその様に、餅もまだ柔らかい串団子を土産にどうぞと手渡したかもしれない。

そうでなくとも、途中で一二三に会うかと少し多めに買ってみた串団子。
このまま持っていても、これでは神楽が始まるほうが早そうだと。
更なる人込みの予感に早々に見切りをつけて、甘さと塩気の塩梅がちょうどいい桜餡を口へ運んで咀嚼する。

もっち、もち。

食べ歩きは行儀が悪いと咎める人も今はおらず。
小さな子供に至っては、綿菓子片手に器用に人ごみを抜けて走り回っている。
それでもぶつかりそうになれば、九朗の方が半歩避けて道を譲り。
別の通行人に肩をぶつけて、すみませんと頭を下げることになるのだがご愛敬。*]
(41) tukihami. 2022/04/12(Tue) 22:40:21