人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

[フラれたりフッたりの後で綺麗さっぱりしたかのような心地もあり、またキャスケットに守られた10分休憩のお陰もあり。
 この時の速崎は、至って和やかに穏やかに――偽りなく幸せそうに、「ご馳走様」を見届けた。]


 ね? めっちゃ美味しかったでしょ?
 こっちこそ、ありがと。
 またたらふく食べに来なよ、ダチ!


[本当に嬉しそうに笑ってこの一品だけを食べていった栗栖に、速崎は笑顔でその退店を見送った。

 なお、栗栖へのこのサーブの際、速崎は頭に紺色のキャスケットを浅めに被っている。
 瑞野と交換中のそれ>>3:501は、けれどもこの時ばかりは目元を隠してしまわないように、ひさしをくいっと上に上げて。
 赤いままながら憂いの色もない両目を、栗栖の前で隠さずに見せ続けていた。]
(44) 2023/03/09(Thu) 17:39:58