人狼物語 三日月国

57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み


【人】 分校教諭 添木 卓郎

[慌てて記憶を巡らす。
 今まで赴任したいくつもの学校の図書室…
 そのどれとも一致しない。

 それになんだか様子もおかしい。
 机は埃まみれだし、壁や備品も古びている。
 日曜日の学校のように人の気配も全く…


  (いや、違う。
   女生徒がいる。>>24


 高校生くらいだろうか?遠目ではあるが、彼女は
 自分の知らない制服を着ているように見えた。
 彼女は本棚から一冊の本を取り、
 その表紙を見ていた。 ]
(44) 2021/02/02(Tue) 16:52:08