人狼物語 三日月国

5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜


【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[――…そうして、いつからだったろう。
『それ』が、いつしか『わたし』という
自我を持つようになったのは。

神にもバケモノにもなれず、
ただ愛しかったヒトと引き離されて。

ただ、ただ、心を殺され自身も殺しながら、
霊峰の地中深くに潜みながら
長い時間を独り、生きてきた。
―――…最期にもう一度、あの人に出会うため。]*
(63) 2018/12/16(Sun) 16:57:59