― そして現在 ―
[ 命より大事な腕で誰が素手喧嘩をするものか。
>>54 やるなら遠距離武器で、とかそういう話は置いておいて
(そもそも大咲は喧嘩をしたことがない)
間の抜けた返事に
>>54 些か初手が意気込み過ぎて気張らせたか、と思い至り
大咲は落ち着いて速崎の声を待った。
>>55 ]
ん。
一緒に、作って。
[ くいと速崎の袖を引き、厨房へ連れていく。
その間に「マシロ」と呼ばれて紡がれる言葉を聞きながら
置手紙が届いたことを知り。
準備をしながら、大咲もぽつりぽつりと返事をした。 ]