ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国

57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み


【人】 機関設計士 スタンレー

[しばらくしてリクの嗚咽が止まる。なんと、そのままの体勢で眠っているではないか。>>66

心身ともに疲れたのだろう。起こさずにゆっくり休ませよう。
スタンレーはそう思うが、ここは図書室。
ソファやベッド等、安らげるものはない。

ーそうだ、医務室ならベッドがある。宿直室が見つかれば、それでも良い。そこまでリクを連れて行こう。ー

ここを拠点にしようと言ったので、離れている間に、ユウナギが戻ってくるかもしれない。

伝わるか分からないが、メモを残そう。無いよりはマシだろう。
スタンレーは工具入れから、紙の切れ端と万年筆とインクを取り出した。

「ユウナギへ
大丈夫か?
リクが眠ったので、彼女がゆっくり休める場所を探してくる。
ひとまず、医務室を探す。
スタンレー」

その後、リクに向かって「悪いな」と口パクで謝り、腕を回し、リクを抱えた。(いわゆる、お姫様だっこである。)]
(85) 2021/02/04(Thu) 22:40:00