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人狼物語 三日月国

57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み


【人】 三橋 夕凪   


[ふふ、と笑えば、ふいに肩に触れる右手、
 引き寄せられる体。>>89

 わ、と色気のない声をあげてしまいながら
 それでも一瞬でぽすん、と先生の腕の中に
 倒れこむように包まれていた。]


   ……せん、せい。


[柔く、甘く、微かに震えを孕んだ声。>>-154
 
 この世のどんな音より、耳に心地良いトーン。

 跳ね回る心臓はどう頑張っても
 落ち着いてくれそうになくて、
 ぎりぎりまで水を湛えた瞳が、その鼓動で
 揺れて零れ落ちてしまいそう。

 だからもう、そのまま先生の首元に
 自分の顔を埋めた。 ]
 
(97) 2021/02/09(Tue) 22:54:31