人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 三年生 堂本 明菜

[『堂本青果店』はかごめ商店街では古株に入る店だ。
 地域密着、地産地消を目指し、見目好し味好しを守り続け、
 昔はそれはそれは繁盛していたらしい。
 しかしよくある話、近年は大型スーパーに客を取られ、
 客足は減っていくばかり。
 それでも野菜に関しては一切妥協しない、
 野菜馬鹿ともいえる父親の信用がなせる技か、
 その人柄のおかげか、
 今でも利用してくれる常連さんは少なくはない。

 彼、神田京平もその中の一人。>>63]


 準備が大変だけど当日は並べるだけだしね。
 トウモロコシに代わる目玉商品になれたらいいけど。 


[そういいながら京平が言うように、
 特製の甘辛いタレで香ばしく焼きあげた焼きトウモロコシを
 楽しみにしている人は多い。
 相手が強敵であることは明菜が一番よく知っている。

 だから、こうやって地道に声をかけていくつもりだった。
 昔から機嫌が悪いのかと心配されるような表情が標準の
 明菜が宣伝して、どこまで効果があるかはわからないが。]
(99) 2021/07/21(Wed) 20:54:28