人狼物語 三日月国

77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】


【人】 書生 茅

[純粋で無垢だった心についた染みは、和紙に落とした墨汁のごとく、黒々として、広がってゆく。
『あの村は潰してかまわんか』>>86
問われた言葉に、それは無邪気に笑ってみせた。]

 いいよ!

[今まで気づかなかった、否、目を背けてきたあらゆる『悪意』に気がつけば、それはもう、青年にとっては文字通り騒音に他ならない。
それに……

語る天狗さまの言葉>>87を聞く内、背中の小さな翼がぱたぱたとはためく。
それは恐らく、『ごきげん』のしるし。

ヒトでなくなることに、躊躇は無かった。
だって、嫁にしてくれる。
ずっと、側を許してくれる。
他ならぬ、あんたが。
そして、最後の最後、思い出したように問われた内容に、声をあげて笑った。]
(103) 2021/06/24(Thu) 20:06:57