人狼物語 三日月国

184 【R-18G】ヴンダーカンマーの狂馨


【人】 碧き叡智 ヴェレス



 [この時間も関わらず、仔狐亭は賑わっていた。
  昼餉を終え、この時間から酒を酌み交わす集団が
  長テーブルの座席で騒がしくしていた。

  彼等が度々問題を起こすのは二人共知っていたから、
  点対称に離れた座席に着く。

  注文したのはコーカサス由来の鶏肉のスープ。
  勿論、料理は代金と引き換えで。>>0:6

  トマトと唐辛子で既に真っ赤なそれに
  貰った胡椒をがんがん振り掛ける姿も
  とっくに慣れてくれたと思いたいけれど。

  何か問われても“だって体が温まるだろ?”って
  不思議そうに返すだけ。]


 
(110) 2022/11/09(Wed) 23:18:32