人狼物語 三日月国

163 【全年齢ランダ村】G2087第10.5次再戦村【参加CO制】


【人】 応答班 テトラ

>>108>>109>>110>>111>>112
[声を聞いて。言葉を受け取って。口を噤み、謝るのが賢明だと思考は静かに答えを出した、けれど。]

[ああ。だって、その孤独には覚えがある。]


[一呼吸。思考は一巡し、やがて浮かんだのは、彼の呼び声についぞ応えることの無かった羊飼いへの怒りだった。でも、それはきっとどうしようもないことだから。今できることを。今、僕が、言えることを。]

――僕如きの命で癒えるのなら、いくらでも奪えばいい。

[この場において、これまで発したことのないだろう低い声。低いけれど冷たくはない、血の通う生きるモノとしての声。黒羊の方へ歩み寄りながら。足取りにやはり迷いは欠片も無く。]

壊して回れば気が済むのならそうすればいい。
何も無い場所で虚ろを眺めながら、永遠にひとりで居ることを望むなら、そうすればいい。
でも。

[他者を自身の経験で断じるのは、本当に、本当に、乱暴で、最低で、嫌なんだ。でも、]


そんなものじゃ、君は絶対に満たされないよ。

[黒羊の両肩を掴み、痛いくらい目を合わせ。]
(113) 2022/07/31(Sun) 21:16:20