人狼物語 三日月国

98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】


【人】 中堅看守 アンタレス

>>109 >>112 >>113 ナフ/イクリール

無邪気な瞳に目を細め、その輝きがどうにも眩しくて目を閉じる。撫でるように差し入れられたそれも、その後の行動も受け入れるつもりでいた。

...けれど、それを許さないと言うように観客イクリールの声が聞こえた。

閉じた目を開きそちらに視線を向ければ、投げられたナイフがナフを上より退かせていて。

「......ようやく休めるかと、思ったんだが。」

転がったままそんなことを呟いて、溜息をひとつ。

仕方がないからと身体を起こし、立ち上がる。
突き刺さる氷を全て溶かし、今度は傷を覆うように力を使う。

「...礼は言わない、助けたつもりもないだろう。
......はぁ...分かった、やればいいんだろう。...嗚呼、面倒だ。」

給料よりも何よりも休暇が長く欲しい。

舌打ちとともに何かを唱えれば、この部屋の温度は更に下がるだろう。
鉤爪を砕き、再度床に氷を張り直した。今度はもう少し頑強に。
(117) sinorit 2021/10/12(Tue) 3:24:40