人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

-回想/ゲイザーちゃんとの再会、そして-

[振り返ったゲイザーちゃんの唇が、俺の名前を呼びかける。
ほんの一瞬、その唇が迷うように動いたように見えた。>>97

耳に届いたのはいつものゲイザーちゃんの声。
明るくて優しい、お店を照らすライトのような声だ]

おー、よかった。さすがスーパーゲイザーちゃんだな。

……ゲイザーちゃんにおかえりって言えるの、なんか不思議なかんじ。

[しみじみとした表情で言葉を紡ぐゲイザーちゃんの姿になんとなく気恥ずかしくなって、ぽりぽりと頬を掻いた。

カウンター席に腰掛ける。

「お任せで作っちゃいますね〜」と明るい声で言うゲイザーちゃんの姿はいつもと変わらない。>>99

──多分色々バレてるんだろうな、と思う。
俺は隠すのが下手くそだ。なんせ全部顔や態度に出てしまうから]
(148) memeri 2023/03/07(Tue) 18:14:05