人狼物語 三日月国

75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】


【人】 褐炭 レヴァティ

>>145 昼休みの図書室

 力を込められれば小さな呻きが漏れた。
 
はて、それ程の力だっただろうか。


「っ……俺が胡散臭いんていつものことなんですよ〜
 知らん? そっかァ、そうなん〜〜」

「筋が通った言い分やと思うんですけどね。
 ネバーランドにいたいけど、そうもいかないなァて
 思ってる子が言いそうなことやありません?」

 そう思っていない者が言ったのなら、
 それはつまり本心ではないということだ。

「それ以上のことってなんもあらんけん、
 もっと有意義に時間を使うんを勧めますよ」

 怒ることなんて。ぽそり、呟いて。
 解放された手を軽くさすった。
(150) 2021/05/26(Wed) 13:02:28