人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

[真剣な眼差しで語られる、友人自慢。
 「俺の友達」とはっきり語られた葉月のこと。
 その人と栗栖との間にあった一悶着を、その解決の場面だけでも見届けていたから、なおのこと自慢話から受ける真実味。
 それに速崎自身も、葉月の勇気を――きっと勇気がなければできなかったその行動を、間近に知っている。]


 そうだね。ハヅキんはさ、かっこいいよ。
 ……ううん、ちょっと違う、かも。
 かっこ悪くても、かっこ悪いなりに、
 一生懸命頑張って、優しくて、真面目で。
 自分なりに真面目に考えて、私に向き合って、
 勇気、振り絞ってくれる人だよ。


[葉月の昔の姿は勿論のこと、女癖悪く振舞っていた頃>>2:501の姿さえも、店の中でばかり葉月と会っていた速崎は知らない。
 けれども仮に知ることがあったとして――それでも速崎の目に映る今のその人の姿は、あくまでこの言葉の通りだ。]
(161) 2023/03/07(Tue) 19:20:27