人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

[小さく落とされた返事に思わず笑う。>>169
 やっぱり擽ったい。心も、身体も。
 なるほど、手放せなくなるというのはこういうことか。>>81
 いつかの妹の忠告を身をもって痛感しながら。

 あれだけファンから愛されている人だというのに、
 たった一人の俺の挙動一つで不安になっている。]


  ……ふ、かわい。


[やっぱり漏れてしまうのはその可愛らしさ。
 肩口に後頭部を預けたまま、手を伸ばして。
 逆手のまま、慈しむように彼の髪を撫ぜて。

 愛しい、と覚えさせらた感情が育っていく。
 最初は小さな種だったものが、少しずつ大きくなって、花開く。]
(181) 2023/03/16(Thu) 8:33:55