[そう言って再度深々と頭を下げ]
『覚えていらっしゃらないかもしれませんが、
あの日、私を助けてくださって
────ありがとうございました。』
[買い物があればオリーブグリーンの薄紙で
丁寧に梱包してくれた事だろう。
買い物があろうとなかろうと、最後におまけと言って
蜂蜜とハーブの喉飴と
『貴方様の未来を祈ります』
との
本人直筆メッセージカードを添えて差し出したのだった。
ちょっと前に、従業員にとっての天使が
或る男への態度に
>>71カリカリしていた
>>102らしきことなど全く知らず。]*