人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 大学生 早乙女 真珠

― ゲームセンター ―

[結果は。彼があたしの口をふさぐ方が早かった。
 鼻と唇に少し湿った掌の感覚がして、ふっと離れる。
 目の前には麗央の胸元、少し視線を上に持っていけば
 アイドルの端正な顔立ちがそこにある。

 当然、叫びだしそうになったことなんてどこか飛んで行って
 かといってミカン好きなの?なんて言葉も届いていない。

 だってそんな 壁ドンされるなんて きーてない!
 ちょっ 待っ ……えっ いいんですか!?]

  ――――――――――………

[口はぽかんと半開きのまま、
 こんなに端正な胸元が、お顔が、こんなに近くて
 彼が踊ってたからかな、体温さえ感じられそうな近くで

 頬を染めないはずもなくて。]

  ……っ、

[麗央の仕草の一つ一つに見惚れていると、
 あたしに向けられる、秘密のサイン。

 こくっこくっ、て頷いて、了承の意は伝わったはず。]*
(195) tart 2020/07/26(Sun) 21:20:31