人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 鳳 凛


…ううん、私は本を読みに。
紅葉さんはお祭りの準備をしてたのですか?


[寂しげな紅葉に凛は聞く。
純粋で、怨念など何もない雰囲気。
最初は血濡れの姿に驚いたけれど、怖いとか恐ろしいといった感情は湧き上がらなかった。]


紅葉さんはみんなとお話するのが好きなの?


[当時、お祭りに行ったことがなかった凛は、紅葉の出店の話に耳を傾けてそして、眉根を下げた。]


……私はお祭り、行ったことがなくて。
出店のものは私には高価で、手がだせないのです。

りんご飴にわたあめ、チョコバナナ、食べてみたいな。
ね、他には、どんなものがあるのですか?
紅葉さんのお勧めはありますか?


[いつのまにか、彼女の隣に腰掛けるようにして、今よりも小さく幼かった凛はそう尋ねるのだった。]**
(203) 2021/07/24(Sat) 6:34:53