人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 専門学生 結城 しろは


ありがと。
今日、オスカーさんと話せて良かった。


[自信はないけれど、褒めて貰えるのは素直に嬉しい。

短い会話の中でも、
きっとその言葉に嘘はないのだろうと
感じられたからなおのこと。

表情を和らげ―――続いた言葉には
変に動揺してしまったけれど。
それでも自信満々に応じるオスカーに
微笑ましくなってしまいながら
仕事に戻ろうと伸びをする彼を見上げる。]

ふふふ。地獄の釜って。
あたしが清涼剤になってたらいいんだけど。

[差し伸べてくれる彼の手と顔を交互に見た後。
目を細め、その手をそっと取って立ち上がる。]
(221) guno 2022/07/28(Thu) 21:47:42