人狼物語 三日月国

5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜


【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[微笑んで、口許に指先を持っていく姿は
さながら、捕らえた虫を手にどう弄ぶか考える子供のよう。
そっと口許に指先を持っていくと、犬歯で指の腹を切る。
ぷつ、と赤い珠を作って血が流れていく指先を
委員の口許に持っていって……その口に咥えさせた]

 ねぇ。
 富嶽の不死鳥の生き血を飲むってどんな気分?

[指先を流れる血が彼の人の身体の中へと入り、染み込んでいくのがわかる。
そうして暫くしてから、咥えさせていた指先を口から引き抜くと、まだ止まっていない血のついた指を彼の人の襟元に擦りつけて拭う]
(235) 2018/12/12(Wed) 15:20:04