【人】 XII『吊された男』 ユグ――先生の隣で―― ちゃんと、行ってくださいね。 見てますからね。 [>>216それを理由としなくとも、離れようとはしなかったが。 自分でも、どうしてこんなに弱っているのかわからない。 昨日、何もかもを吐露してしまったからか。 誰かに聞いてほしかった、誰かの声が聞きたかった、それがあなたならなおよかった。 本人からはもう手を離れたと思われているようだが、未だに"先生"を頼りたがる心がこんなにもあったのだと自分でも少し驚く。] (237) 2022/12/19(Mon) 1:40:40 |