【人】 薬屋 テレベルム[これだけ交易の発達した都市の往来で随分な落し物。>>267 微かに息をしていなければ、それこそ生物では無かった。 自力で立つという事も、細腕に体重を預ける事も難しいが 手でも力でも無い方法で容易く身柄は預かられ>>268 魔力という糧を貰う事で、漸く口がきけるまでに気を持ち直し] ……悪かった。 [この地に訪れて初めての親切を受けた男は、 暖かなローブを借用したまま彼女の言葉に耳を欹てる。 己の出自、生業――それから目的を打ち明け 等価交換にて成り立つという特異な話や この街…否、人間が比重を占めている世界での知識。>>269 初めて知る事象が多く、暗闇の猫のように瞳を丸くしていた。] (285) LARK 2021/12/09(Thu) 15:16:28 |