人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 マシロ

 


   はい???? 全部???
   先輩の胃で???



[ しんみりしかけた空気に突如爆弾がぶち込まれた。>>421
  大声では無いがしっかり芯の通った疑問符の言葉に
  思わず椅子へ座る遠藤を振り返り、ぽつり、と ]


   …………でも、分かります。気持ちは。
   折角喜んで欲しくて、誰かの為に作った料理が
   そんなふうに扱われたら。

   自分で食べてやろうって思うのも、…そうですよね。


[ いや、それにしたって遠藤の胃は人より極小なのだから
  何とか分けたり何ならここへ持ち込んで良かったのに…と
  思いながら、結局は同調に落ち着くのだ。

  うさぎ達が日頃どんなに料理を愛しているか知っているからこそ
  遠藤の心に、優しくクリームを塗ってあげたくて
  …ハンドクリームを塗らずに一緒にカツを作るのが
  今の大咲に思い付く、精一杯の労りだった。 ]

 
(437) 2023/03/06(Mon) 0:48:38