人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[そんな話をしていて、楽しげにこちらの瞳を覗く成瀬のことで、一つだけ気づいたことがある。成瀬は...自分のことをあまり褒めているような気がしない。それが当たりかどうかは彼女にしか分からないが。

一旦立ち止まって、彼女がより瞳を覗きやすいように屈んで目線を合わせよう。]


   お前は自分が思ってるより凄い奴だよ。

   一生懸命生きる。それが出来ないやつ
   なんかごまんといる。
   世の中なんかそんな駄目な大人ばっかだ。

   まぁ...だから、自分の事を褒めろとは言わん。
   ただ、ありのまま自分の事を少しだけ愛してみろ。

   んで、もしそれが難しいなら......素直に誰かを頼れ。
   お前が思ってる程、お前は独りじゃない。


[その頼る相手を自分で決められるのが大人なのだと思う。だから頼るのは俺でなくてもいい。
あの時、卒業式で成瀬に言えなかった後悔が心に残っていたから。今言えたことはとても幸運なことだと思えた。


有無を言わさず頭をわしゃーっと撫でて、再び歩き出せばすぐに目的のラーメン屋に着くだろう。]*
(490) 2020/07/31(Fri) 22:40:48