人狼物語 三日月国

188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】


【人】 XI『正義』 マドカ

── いつか、故郷の唄を ──

彼女
チェレスタ
が、僕の故郷の唄を歌えるらしいことに
 気づいたのはいつだったろうか。

 きっと、僕か彼女が口ずさんでいたのを、
 どちらかが気づいたのに違いない。

 年下の子供たちに、
 子守唄を歌っていたのかもしれない。
 僕の故郷の唄は、
 どこか独特の節を持っていた。

 もしかして、僕たちの故郷は近いのか、と、
 期待したのも束の間。
 僕の淡い期待が砕けるまで、
 そう間は置かなかったろう。

 僕は彼女に笑って問うた。]


     ねぇ。
     君の故郷はどこ?
     君はどこからきたの?

     良かったら、教えてよ。**


 
(605) 2022/12/13(Tue) 20:12:51