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人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム


「はいはい、時間はあるからゆっくり思い出して〜」

あいも変わらず賑やかな声に呑気な返事をしながら。
場所の指定には了承の意を返し、
支払いを済ませ、店主から受け取った品を手渡して、

贈られた花に込められた意味は知らないけれど。
まあ、知らなくたって何とかなるし、後から知るのも面白い。
そして知る事に遅いという事はない。
つまりはこれもまたそういうことだ、そうは思わない?


「うん?ああ、慣れないと若干難しいかもだ?
 オッケー、ちょっとじっとしてて!」

手を引かれ、イヤーカフを受け取って。
少し屈んで、金具を耳朶に掛け、少し位置を調整して、…

「……はいできた、もういいよ!
 うん、いい感じじゃない?似合ってると思う!」

離す直前、その縁を指先で一撫でして、するりと手を離して
耳元を飾る、ささやかな対比の色に満足気に笑った。
(-9) 2022/03/29(Tue) 2:41:24