人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【秘】 夜の一族 チャンドラ → 浮遊想 テラ

「そう思ってくれているなんて、嬉しいわ」

確かに逃げようだなんてことは思わなかった。
そして思わなくてよかったと、今ならはっきりと言うことだってできる。

『 』に、また何かが触れた。
今度は何が触れたかなんて、考えなくてもわかるもの。
冷たい
口付けは鮮烈で、わたしの脳裏に焼き付いていたものだけど。
いまはそれがもう冷たくないことを、喜ぶ気持ちの方が強かった。


「ええ、行きましょう。
 
まだ、教えてあげないわ。着いてからのお楽しみね


テラに連れられて、わたしはまたあの青い扉を目指す。
あなたの姿はやっぱり見えない。
それでも、繋いだ手が確かにそこにいることを教えてくれる。
(-26) 2021/10/24(Sun) 13:09:41