人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

そうしているうちにあっという間に10日近くは過ぎて、彼女がこっそりプレゼント選びに邁進している事もあまり意識しないうちに、少しずつ夏の終わりが近づいてきた頃切り出した話は、神妙だった事もあって、彼女もなんとなく察しているようだった。

「ありがとう、珠梨さん。そのほうが助かる。」

僕の方は、うまい言い方がなかったので、引き続き珠梨さんの事をさん付けで呼んでいた。なんとなく呼び捨てにはしたくなかった。

すでに訪れたこともある民泊の彼女の部屋に通してもらい、少しの沈黙の後口を開いた。
(-49) 2022/08/06(Sat) 15:52:54