【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ彼女が絶頂から降りて来た頃を見計らって、声を掛ける。 精液は、古来から魔力の塊として重用されている。 暫くは印は静まっているはずだから、会話もできるだろうと。 「ねぇ、もっとすごい事しない? それに、君も僕もグランドを楽しめてないでしょう? もし嫌だって言ったら、印を無理やり起動させるけど。」 立派な脅し、普段の僕からは想像もつかないような言葉。 やっぱり、彼女以上に僕が彼女に酔っているのだと思う。 セレモニーが始まって、すぐに二人そろって保健室へと訪れた。 せっかくの初めての初めてのグランドなのに、これではもったいない。 彼女の手を引いて、保健室を後にしよう。 抵抗するなら、宣言通り印を活性化させて前後不覚の内に連れ出してしまおう。* (*54) eve 2023/06/25(Sun) 19:08:32 |