【赤】 「邪毒」 スカリオーネああ、わかったわかった……。 ……噛むなよ? [それだけを念押しすると目尻から流れ落ちる左右の雫を唇で掬い取り目元に口づける。 男の手指は未だに達したばかりの秘裂に埋まり花弁を咲かせていき、胸の先もまた弾力ある状態に変えてしまってからは僅かずつ力加減を変えて捏ねていた。 男は身を乗り出すと目尻の次には額に、その次には鼻筋に。 頬に、喉元にと唇での施しを続けていく。 唇の端への触れ合いは次を予感させるものであり、男はリュディガーが目を瞑っていようとも開いていようともその表情の変化を見落とさないように眼に焼きつけるため見つめたまま。 ふう、と唇に息を吹きかけてから他の場所と同じように柔らかく触れあうだけの「ちゅう」を施し、やや様子を伺ってから二度、三度と「ちゅう」を重ねていく] 唇も力を入れるなよ。 薄く開いていてくれ。 [柔らかな触れ合いは次第に唇の肉厚を確かめるものへと変えていき、「ちゅう」をしながら男の指先は秘裂に隠れている秘芽を探りあてそこに軽く触れて快楽を齎していく**] (*98) 2022/11/27(Sun) 23:35:38 |